カテゴリ:ダイエット、健康
会社が指定する心の病の専門科で受診しても、当事者の話をろくに聞かず、薬物療法しかすすめられないという話をよく聞く。 威圧的な感じで、薬が欲しいのか、欲しくないのかの選択を迫られた話も聞いた。 多くの精神化医が薬物療法しか知らず、薬物療法により「薬漬け」になる人が増えているという構造は恐ろしい。 「気分障害」になっても安心して医者にかかれないからだ。 うつ病の怪 「悩める健康人」が薬漬けになった理由 『生活習慣病としてのうつ病』 井原裕氏インタビュー 2013年08月29日 WEDGE Infinity 厚生労働省の患者調査によると、1996年には約43万人だったうつ病などの気分障害の患者が2008年には約104万人と2倍以上に増え、メディアでも「うつ病」の文字を目にする機会が多くなった。また、国立精神・神経医療研究センターの調査では、精神科で処方される向精神薬の服用により薬物依存症になった患者の割合が2000年から2012年の間で約2倍になったとも報道されている。 …(略)… しかし、厚労省の気分障害の患者数を見ると99年を境に突然伸び始めています(99年の患者数は44.1万人、02年では71.1万人)。これと同じ傾向を示すのが、抗うつ薬の市場規模の推移です。グラクソ・スミスクライン社がサイト上で公開しています。患者数の増加と薬の市場規模の推移が正確に一致しています。 …(略)… また、精神科医の多くは薬物療法以外の治し方を知らないので、患者さんを治したい一心で薬を使い続けているのかもしれません。患者さんが「不安だ」と言えば抗不安薬を、「眠れない」と言えば睡眠薬を、「うつだ」と言えば抗うつ薬を、「治してあげたい」という熱い思いで出しているのでしょう。何か言えば、薬が出る。それが毎回の診察ごとに繰り返されます。受診するたびに薬漬けになっていくわけです。 うつ病と不安の病気サイト グラクソスミスクライン株式会社 心の病が日本の心の病の治療法により維持・拡大されるとしたら、グラクソスミスクラインの業績は上向き!? 井原 裕(いはら ひろし)氏は、日本の医学者、精神科医。 専門は精神病理学、司法精神医学、精神療法。 獨協医科大学医学部教授。医学博士、Ph.D.。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月14日 22時22分37秒
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