5389351 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

SAC.COM

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

バックナンバー

カレンダー

ニューストピックス

フリーページ

2016年01月17日
XML
カテゴリ:音楽・芸術
​​​​​​​​​​​ ​古い人間なので、デヴィッド・ボウイの代表作はベルリン三部作(Berlin Trilogy)だと信じている。
        ​
 1976年から1979年、デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノが共同制作した3枚のアルバム、『ロウ Low』『英雄夢語り (ヒーローズ) "Heroes"』『ロジャー (間借人) Lodger』がベルリン三部作と呼ばれる。

 当時のドイツのロック、クラフトワークなどの影響を受けた作品とされ、スタジオはベルリンだけではない。

 ドイツ外務省はデヴィッド・ボウイの訃報に接し、粋なツイートを発信した。

        



デヴィッド・ボウイ、ベルリンの壁の崩壊に貢献した
と独外務省が感謝の意を表明
 2016年1月12日 NME JAPAN
  …(略)…

 デヴィッド・ボウイの1977年の楽曲”Heroes”は、ドイツ統一の象徴とみなされている。この曲には次のような歌詞がある。

 「覚えてるよ/壁の近くに立っていたら/僕らの頭上で
銃が発砲されたこと/それでもキスしたよね、あたかも何
も崩壊するはずがないというように/だって、悪いのはあ
いつらなんだ/そう、僕らは彼らをやっつけることができる、
何度も何度も/そうすれば僕らはヒーローになれるんだ、
その日1日だけはね」
  …(略)…


 いろいろな人々がベルリンの壁の崩壊に貢献したのだが、そのひとりにデヴィッド・ボウイがいるのはいい気分だ。
        ​

 Rocqt ロック系インタビュー紹介
 デイヴィッド・ボウイ、ベルリン三部作を語る ​​​​​​(3/8)
 28 April 2013 | Tags: David Bowie, Kraftwerk, Neu


 2013/3/30 から 2013/4/6 まで紹介したプロデューサー、トニー・ヴィスコンティの記事と対になってるインタビュー。
ボウイ自身が、ベルリン時代の三部作「Low」、「"Heroes"」、「Lodger」について語っている。
 イギリス「Uncut」誌の2001年3月の記事より前半部分。

Uncut Interviews David Bowie and Tony Visconti on Berlin

     


 クラフトワークについて (続き)

・俺がクラフトワークに熱狂したのは、彼らがアメリカ音楽のありきたりで詰まらないコード進行から唯一人だけ訣別していたこと、彼らの音楽がヨーロッパの感性を心底から信奉していたことだ。それがすごく重要だった。

・ちなみに、「Low」を作る時に最初に考えていたギタリストは、ノイのミヒャエル・ディンガーだった (ミヒャエル・ローターの間違いでは?)。
 ノイは熱くて、クラフトワークとは対極にあったバンドだよな。
 それで、レコーディングを始めた時にフランスから電話したんだけど、極めて慇懃で外交辞令な言いかたで断られた。

     


 ベルリン三部作が
 パンクへのアンチテーゼだという見かたについて


・俺の脳みそがヨレヨレだったせいか、イギリスのパンクの衝撃がアメリカには届いてなかったせいか、判らないけど、俺が気づいた時には、もう過ぎ去ってた。
 ベルリンで見たパンク・バンドの内、ほんの幾つかには感心したけど、1969年にとっくにイギー・ポップがやってたことみたいだった。
 セックス・ピストルズから始まった大騒ぎを身近で体験できなかったのは、ああいう娯楽が当時の俺の鬱な気分を良くするには他の何よりも効いただろうな、ってことでは本当に残念だったけど。

・少なくともジョニー・ロットンとシド・ヴィシャスには、初期の頃、イギーとツアーしてた時に会ったことがある。
 ジョニーはジム (イギー・ポップのこと。この記事の 8/8を見て頂きたい) を崇拝してた。
 シドは、会った時はもうほとんど緊張病 (統合失調症の一種) で、悪い印象しか持ってない。
 若すぎて、何か助けが要ったんだろう。

・楽曲に関する限りは、「Low」も含む三部作は「Station to Station」のタイトル曲の続編だ。
 俺のアルバムはどれも、その中の一曲が、後に続くアルバムの前触れになってるんだ。自分自身、びっくりしてる。
  …(略)…​​​​​​​



        

 『ロウ "Low"』
 1977年1月14日発売
 録音地…シャトー・デルヴィーユ(フランス、ポントワーズ)/ハンザ・スタジオ(西ドイツ、ベルリン)
 ジャケット写真…スティーヴ・シャピロ(映画『地球に落ちてきた男』より)


 『英雄夢語り (ヒーローズ) "Heroes"』
 1977年10月14日発売
 録音地…ハンザ・スタジオ(西ドイツ、ベルリン)
 ジャケット写真…鋤田正義(クレジットは「Sukita」)


 『ロジャー (間借人) "Lodger"』
 1979年5月18日発売
 録音地…マウンテン・スタジオ(スイス、モントルー)/レコード・プラント・スタジオ(アメリカ、ニューヨーク)
 ジャケット・デザイン…デレク・ボシアー

        ​​​​​​​​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年02月17日 19時50分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[音楽・芸術] カテゴリの最新記事


キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

お気に入りブログ

ステキなお話 New! 為谷 邦男さん

タカシマヤ 椅子と… New! nkucchanさん

カナダ産ずわい蟹 New! maki5417さん

フリマサイトで売れ… New! ブルズアイUFOさん

源氏物語の紫式部日… New! Photo USMさん

コメント新着

 aki@ Re:EV テスラ一強時代の終わり(04/20) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
 maki5417@ Re:VW、新疆ウイグル自治区工場の閉鎖協議か(02/28) 強制労働の内容はどのようなものなのでし…
 Ta152R@ Re[1]:ダイハツ不正 2024年1月まで生産停止(12/27) maki5417さんへ 伝統ある企業で次々と不正…
 maki5417@ Re:ダイハツ不正 2024年1月まで生産停止(12/27) 非常に悪質な事例で、内部で不正が把握さ…
 maki5417@ Re:トヨタ最高益予想上方修正、累計生産3億台達成(11/13) トヨタは巨艦ゆえなかなか方向転換が難し…

カテゴリ


© Rakuten Group, Inc.