カテゴリ:サイバーパンク
爆発するスマホ SAMSUNG Galaxy Note 7 はリコールから生産・販売停止となった。 SAMSUNGの収益に与える影響は限定的とのことだが、本当か? 損失額試算は膨らみ続けている。 :山根博士の海外スマホよもやま話 BY山根博士(Yasuhiro Yamane) 2016年10月12日 engadget 日本版 …(略)… サムスンにはNote 7が無くともGalaxy S7とGalaxy S7 edgeというフラッグシップモデルや、豊富な種類を誇るミッドレンジモデルが存在します。 販売台数だけでみればNote 7の落ち込みを他のモデルでカバーすることは可能でしょう。 しかしGalaxy Note 7のゴタゴタが続けば、サムスン製品全体へのブランドイメージ低下を引き起こすことは必須です。 今回、2度目となる販売(生産)中止への対応は1回目よりも早かったのですが、原因調査追及を行わなければ、信頼回復を図ることは難しいでしょう。 消費者、関係機関、そしてメディアも納得するだけの、技術的な説明を行うことが必要。 Galaxy Note 7問題は、1機種のトラブルではなくサムスン全体の危機管理能力が問われる、事業存続がかかるほどの深刻な問題なのです。 SAMSUG ユーザーの信頼回復には、爆発の原因を明らかにして公表する必要がある。 そうでなければ新製品の購入が様子見される(大丈夫か・・・)ことになるからだ。 また、設計、製造上の問題のほかに気になる原因として、「急ぎ過ぎ」が考えられる。 必要十分なチェック、テストがなされていたのだろうか。 サムスンが落ちた「リコール10倍の陥穽」 2016年10月12日 東洋経済オンライン 二次電池専門家の間では、「ギャラクシーノート7の欠陥原因がわからないまま、迷宮入りしてしまうのではないか」と囁かれている。 韓国・電子部品研究院次世代電池研究センターのパク・チョルワン元センター長は「ギャラクシーノート7には、サムスンが保有する最先端の技術がほぼ投入されている。 そんな製品に生じた欠陥の原因究明をおろそかにしたままでは、消費者が次のモデルを信頼できるだろうか」と指摘する。 パク氏はさらに「原因がわからない何らかの問題があり、それが壊れたままの状態が続いて機器全体に伝わり、加熱した可能性がある。 バッテリーが加害者ではなく被害者である可能性も念頭に置き、入念な原因分析をすべきだ」と主張している。 …(略)… ホンダはフィット3ハイブリッドでリコールを繰り返した。 革新技術であるDCTは3度のリコールを繰り返した。 ホンダは、「急ぎ過ぎ」を原因として新車投入までのプロセスを見直した。 SAMSUNGにホンダのような自浄能力があるかが、最もきになるところ。 日本の製造業にも企業存続の危機を迎えるまで懲りない三菱自動車が存在するぐらいだ。 急速な発展を遂げた、SAMSUNGのコンプライアンスの程度は今のところ不明。
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最終更新日
2016年10月27日 07時15分11秒
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