テーマ:東芝-TOSHIBA-(56)
カテゴリ:組織自壊・ブラック企業
東芝は“奥の院の5人組”と呼ばれる、前社長の室町正志氏(66)を始めとする歴代の社長、会長経験者たちに報酬を支払っていたという。 東芝社員の平均年収は844万円。 初心者でもわかる投資のツボ(8) NISAで「東芝株」購入 落ちてくるナイフはつかむな 2017年2月28日 ZUU online …(略)… 落ちてくるナイフはつかむな 株価は通常、いったん下落し始めると、底を打つまで下落を続ける。 株価チャートを見る限り、東芝の株は2月24日現在、底を打ったと分析することはできない。 更に株価が下落する恐れもある。 相場格言に「落ちてくるナイフはつかむな」がある。落ちてくるナイフをつかむと、うまく柄をつかめずケガをする恐れがあることに例え、株価が急落している時に急いで株を買うとどんどん値下がりして大損する恐れがあるから、株価が底を打ってから株を買っても遅くはない、という意味だ。 …(略)… 愛社精神溢れる彼らは持ち株会に入っている。 恐らく福島第一原発事故発生とともにメルトダウンすべきであった東芝の株価は、ここにきて急速に低下。 優良株による資産保全と考えていた自社株の資産価値は低下の一途。 彼らは「落ちてくるナイフ」をしっかりと握り締めているのだろう。 …「人生設計が滅茶苦茶に」 2017年3月1日 デイリー新潮 東芝の株価下落に歯止めがかからない。 東証一部から二部への“メルトダウン”は確実で、紙屑になる恐れも現実味を帯び始めた。 自社株を保有する社員は少なくなく、東芝社員にとってはボーナスカットと併せてダブルパンチである。 決算発表を延期した2月14日、東芝株の終値は229円80銭。 翌日からは売り一色で、21日は前日比2円60銭安の183円70銭まで値を下げた。 昨年12月15日の株価が475円だったことを考えれば、約2カ月で半額以下になった計算だ。 東芝本社の企画部門に勤務する社員によれば、 「社内では、毎日のように株価の話で持ち切りです。 不正会計による株価下落で、三菱UFJ信託銀行やGPIFなどがうちを訴えると報じられているが、“我々も会社を訴えようか”と、自嘲気味にジョークを飛ばす同僚さえいます」 株価は上がらず… 毎年、東芝は4月の入社式直後から約1カ月間に及ぶ“新入社員全体研修”を開催。 そこで新入社員は生命保険と並び、自社持株会への加入を勧められる。 「研修会場に設営された証券会社のブースには、新入社員の長蛇の列ができます。 そのブースにいる証券会社の社員は“銀行の預金金利より有利ですし、多額のお金が必要になったら売却すればいい”と力説します。 ブースへ行かないと、先輩社員から“早く、自社持株会の加入手続きに行きなさい”と注意されるので、新入社員はほぼ100%加入しているはずです」 (同) 自社株の購入額は任意で、新入社員の場合は毎月1万~2万円が給与から“天引き”の方法が取られるという。 自社持株会の存在は大きく、昨年9月の中間決算時点で東芝の発行済株式2.8%を占め、事実上の筆頭株主になっている。 ■“忠誠心の証” 「株価下落で、人生設計が滅茶苦茶になりました」 こう沈痛な面持ちで語るのは、東芝の30代技術職社員だ。 「実は、結婚を考えている彼女と一緒に住むマンションを購入しようと計画していたのです。 不正会計発覚前、自分が持っている自社株の評価額を調べたら300万円ほどだった。 それで株を売却して“頭金に”と考えていたのですが、半額以下に目減りしたので購入を見合わせました」 …(略)… 持ち株会は本人が意思してやめなければ給料からの引き去りが継続される。 持ち株会の東芝の株式購入は継続され、株価が下がれば下がるほど、購入株数は増える。 自社持ち株会が筆頭株主等は、東証一部上場企業らしからぬ状況。 株価下落で人生設計が変わり、マンション購入を断念した社員は幸いである。 どうせ、東芝のハイグレードな年収をもとに購入しようとしたに違いないので、今後の年収ダウン、転籍、依願退職などの状況を考えると、頭金300万ばかりで断念する自宅購入はやめた方がいい。 借金(住宅ローン)を返せなくなるかもしれないのだから。 いまだ自分の年収の多さを自分の価値と誤解している社員も多いのではないか? 一流企業の従業員の危機は、他人ごとながら心配になる。 ~きっと、うまくいく~(テレビ朝日)
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最終更新日
2018年08月31日 22時25分14秒
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