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カテゴリ:映画・ドラマ・スター
三重県総合博物館(MieMu)で企画展『植木等と昭和の時代』を観る。
植木等は三重県出身。 一般料金 800円。 会場に着いたのは、ギャラリートークと称する学芸員の方のガイドツアーが始まる時間だったので、もちろん参加。 植木等の活動とその時代背景を、丁寧で情熱的に説明してくださった。 所要時間1時間超えは、やむを得ざるところ。 クレイジーキャッツと植木等こそが、敗戦から高度経済成長期の日本人の心の在り処を象徴するに相応しいと感じた。 ギャラリートークのあと、あらためて展示を観覧。 会場に4時間滞在。 会場はそれほど広くないのだが、豊富なインタビューと傑作選の動画をあら方観たためだ。 インタビューは出演料なしでご協力いただいたとのお話だが、有名人多数。 昭和のメンタリティとあわせて語る大林宣彦監督。 憧れの人として語る三宅裕司。 憧れの人とミュージカルの共演者として語る大地真央。 大地と同じディスプレイで『名古屋嫁入り物語』の奥方役、山田昌のインタビューも映し出されていた。 自宅での姿を通して人となりを語る、所ジョージ。 付け人時代のエピソードを語る小松政夫。 寄稿されたメッセージには、星野源もあった。 植木等について語られる全てから、彼の周囲の人々への優しさと、演技や歌に対するストイックな姿勢が伝わってくる。 生真面目で決して無責任ではない植木等が巻き起こした、虚構の世界ならではの「無責任ブーム」は、高度経済成長期の人々をどれほど勇気付けたことだろう。 本人が語る講演録「支離滅裂」は、自身の活動、ブームを冷静にみていた植木等が分かる。 楽器、レコード、LD、CD、映画のポスター、パンフレットなど関連グッズの展示も多数。 植木等やクレイジーキャッツに想いのある人は、是非観て欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月09日 21時00分05秒
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