テーマ:大阪について語ろう(114)
カテゴリ:生活、家族、仕事
県民性は、秘密の県民SHOWなどみて、少しは分かった気になっても住まなきゃ分からない部分は多い。 そう思っていても、下記の記事の内容はとても興味深かった。 自分が、人と一定の距離を置くことをマナーに組み込んでいる、東京郊外の地方人の集合体の生まれ育ちだからだろう。 東京でも下町は人と人との距離感が違うように思う。 なぜ大阪人は関東人より厚切りの食パンを好むのか ダイヤモンド・オンライン編集部 2016年12月29日 DIAMOND online 「アクの強さ」は日本一といっても、異論はないだろう。 ヒョウ柄のおばちゃん、“アメちゃん”、六甲おろし、お好み焼き定食、探偵ナイトスクープが好き、笑いが最優先、図々しい、緑が少ない、ゴテゴテしている、浪花節、やしきたかじん(故人ではあるがファン多数)の地位が高い。 聞けば、出てくる出てくる、大阪にまつわるイメージ(もしくは偏見)。 …(略)… 物騒な話だが、それは自殺率の低さだ。 人口10万人あたりの自殺者数(警察庁発表、2015年)は14.7。 ワーストの秋田県が26.8で、大阪は全国でもっとも低い数字だった。 市町村レベルでの対策の強化が奏功している面もあるが、おせっかいで一見「濃ゆい」大阪の人間関係が、抑止力になっていることも否定できないのではないだろうか。 …(略)… 新橋の酔っ払いサラリーマンが東京のサラリーマンではないのと同様、TVで放映される天王寺周辺のおじやん、おばやんが全てではないのだろうが、小さな自慢話を持っていたり、阪神タイガースのように、勝っても負けても、負けても負けても、応援するものを持っている人は大阪に多いように思う。 人生の幸せを自分の中に持つ大阪人は、人生の達人だ。 人と環境の両者に目をつけたのが下記のプロジェクト。 …(略)… 通勤ストレスや残業から解放 つっこみどころがない大阪都市部での暮らし ここまで、日々の生活に根ざした大阪人の特徴を見てきたが、実は大阪がいま力を入れているのが、「都市部から都市部へ」という移住モデルのプロモーションだ。 「ボケない大阪移住プロジェクト」もそのひとつ。 主催は大阪府で、移住を考えている東京圏在住者に対し、仕事や暮らしに関する情報とプログラムを提供し、Uターン/Iターン/Jターンを促進するのが目的だ。 地方創生で多くの自治体が取り組む「都市部から自然豊かな地方への移住」ではなく、「都市部から都市部への都市間移住」のモデル構築を目指している。 いつもはボケている大阪だけど、いっさいボケずに、つっこみどころがないほどの素敵な仕事と暮らしを提案します、というのがプロジェクト名の由来とのこと。 …(略)… 東京と大阪のヒトをみて、どちらがグローバルかと考えると、大阪の人の方が世界に通用する生き方だと感じる。 どこまでいっても生真面目な東京文化に窒息しような人はたくさんいると思う。 東京の下町が解体されつつある今、働き、暮らす地としての大阪を見直す好機だ。
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最終更新日
2017年03月11日 21時00分08秒
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