テーマ:東日本大震災(130)
カテゴリ:政について
首相官邸メールにも今村大臣更迭の件が記載されていた。 怒り心頭なのだろうが、その怒りがどこから発現したのか。 …(略)… 4月26日(水) 先ほど今村復興大臣から辞表を受け取りました。 東日本大震災からの復興は、政権発足以来、安倍内閣の最重要課題です。 そして被災地の皆さまの心に寄り添いながら、復興に全力を挙げる。これは揺るぎない内閣の基本方針であります。 にもかかわらず、昨日、今村大臣の講演において、被災地の皆さまのお気持ちを傷つける極めて不適切な発言がありました。 復興大臣にとって最も大切な被災地の皆さまの信頼を失う重大な発言であり、辞職したいとの今村大臣の意向を受けて、辞表を受理することといたしました。 内閣総理大臣として、改めて、被災地の皆さまに深くお詫びを申し上げます。 任命責任はもとより、内閣総理大臣たる私にあります。 こうした結果となりましたことに対しまして、国民の皆さまに心からお詫びを申 し上げます。 復興は未だ道半ばであり、今も多くの方々が大変な困難に直面しておられます。 一日たりとも停滞は許されません。 被災地福島の出身であり、そして発災以来、復旧・復興に全力を挙げてきた、現在、衆議院の東日本大震災復興特別委員会の委員長を務める吉野 正芳さんに、後任の復興大臣をお願いすることといたしました。 「東北の復興なくして日本の再生なし」、この基本方針のもと、東北の復興、福島の再生に全力で取り組んでまいります。 …(略)… 復興相には実実力派の議員が就任しないとされている。 実力派の議員が被災者の声をしっかりきいて、真剣に復興に取り組むと困るからだと考える。 予算をたくさんもっていかれるよりはと失言の数々を許してきたが、大都会の被災でなくて良かったというのはさすがにマズイ。 次の選挙に大きくマイナスするし連立与党の公明党も怒る。 予算の中でがんばれとでも指示されていた今村氏は、そんなこととは思わなかったのだろう。 「俺は与えられた範囲で精一杯がんばっている「と考えていた。 野党ではダメだ、野党では予算で冷や飯を食わされる、と思って自民党を大勝させた結果と考えるべき。 「権力は腐敗する」を地でゆく行為があっても、自民党政権は続く。 地方や弱者はいつまでも騙され続ける。 即ち、自民党の政権運営は見事という評価になる。 今回の議員定数の是正は与党圧勝に関する脅威だが、敗北を招く危惧はないはず。 公明党とは今後も仲良くし続けることだろう。
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最終更新日
2017年05月12日 20時00分04秒
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