カテゴリ:ダイエット、健康
食材がもつ栄養の健康効果は、食べる“量”ばかりでなく、“タイミング”が重要だとのこと。 朝・昼・夜の時間帯別に適切に食べて、健康を増進したい。 朝の納豆は、筋肉増強、夜の納豆は血栓予防。 朝昼晩、納豆を食べると、食べ過ぎか栄養の偏りが生じるかもしれない。 トマトは朝、納豆は夜に! 2021年10月11日 WEB女性自身 … (略) … いったいなぜ、食べる時間によって栄養効果が変わってくるのだろうか? 「その要因は『体内時計』にあります。人の体は、体内時計のおかげで、意識しなくても日中は体と心が活動状態に、夜間は休息状態に切り替わるようにできています。しかし、人間の体内時計のサイクルは地球の自転周期である約24時間よりも15~30分ほど長くなるようにできています。そのため放っておくと、体内時計はどんどんズレてしまうのです。体内時計がズレると、昼間頭がボーっとしたり、食欲が出なかったり、免疫力が低下したりとさまざまな問題を引き起こします」 体内時計のズレを、脳は主に太陽の光によって、脳より下の体の部分は主に食事によって調整しているという。 「特に大切なのが朝食です。放置しておけば体内時計はどんどん遅れていくものを、人間の体は朝食を取る時間を基準にして調整しているのです。また、体温や血圧、ホルモン分泌などは体内時計に合わせた約24時間の周期で変化しているため、その周期に合わせた食事を取ることが大切です」 「朝は1日の活動に効果的な食材を重視しましょう。サバに含まれるDHA、EPAは朝に摂取することで体内時計が正しくリセットされます。さらに、朝の魚油は、吸収がよく、脂肪肝を抑制してくれます。ごぼうに豊富に含まれるイヌリンは、食事による高血糖予防、便通、腸内細菌のいずれにおいても、夕方より、朝取るほうが効果的だという研究結果も出ました」 活動量が増える日中は、栄養不足とカリウムに注目したい。 「日本人は基本的に昼の栄養バランスが欠けている人が多いです。特に気をつけたいのがカリウム。カリウムはナトリウム、すなわち塩分を体外に排出するために必要な栄養素です。塩分過多によって引き起こされる高血圧を防ぐためにも、カリウムが豊富に含まれているアボカドやほうれん草、里芋などを積極的に取るようにしましょう」 夜は睡眠に関係するGABAや、翌朝の快便に関わる食物繊維に気を配りたい。 「キムチなどの乳酸発酵食品には、リラックス効果で眠りを導くGABAが含まれているため、夜に食べると、睡眠を促進してくれます。さらに、こんにゃくは非水溶性食物繊維が多いため、夜食べることによって、便のかさが増し、翌朝の快便につながります」 朝:1日の活動に効果的な食材 トマト、ごぼう、卵、サバ、、ごま 昼:栄養不足とカリウムに注目 アボカド、小松菜、ツナ、キウイ 夜:睡眠に関係するGABA、翌朝の快便に関わる食物繊維 ヨーグルト、納豆、キムチ、こんにゃく、豆乳、緑茶
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最終更新日
2021年11月14日 16時00分06秒
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