テーマ:自動車・交通(1690)
カテゴリ:自動車
世界一の新車市場となった中国は、自動車リコール大国にもなった。 自動車市場の健全な発展を考えて、政府はリコールを積極化したのだろう。 リコール隠し、会計不正、検査不正に励む日本の老舗大企業は、速やかに企業姿勢を改めないと、世界から排除されることになる。 2021年の中国の自動車リコールは232件 対象は873万台 2022年1月22日 Record China 2022年1月20日、中国メディアの中国新聞網は、中国国内で昨年873万台の自動車がリコール対象になったと報じた。 中国国家監督管理総局は20日に記者会見を開き自動車製品などのリコール状況を紹介、昨年中国で232回自動車のリコールが発生し、対象車両が873万台となり2020年に比べて29%増加したことを明らかにした。 リコール対象の部品、構造別ではエンジンおよび電子、電気部品の欠陥によるリコールが全体の84%を占め、欠陥の原因となる工程別では製造セクションによるものが全体の15%、設計セクションによるものが85%を占めたという。 2021年末時点で中国ではこれまで累計2423回の自動車リコールが行なわれ、9130万台が対象になった。また、この5年で自動車の安全に関わるリコールが1.6日に1回発生している。記事は「自動車企業が主体的に問題を発見し、すすんでリコールを行うことが常態化した」と報じている。 ― 引用終り ― 中国で世界生産台数の半分を生産する、米・テスラも、中国で大規模リコールを実施した。 2021年12月30日、テスラは小型車「モデル3」と高級セダン「モデルS」のトランク開閉に関連する不具合に対処するため計47万台超をリコールするとNHTSA(米運輸省高速道路交通安全局)が発表した。 12月31日、同じ2車種で計約20万台のリコールをテスラが届け出たと、中国の当局が発表した。 中國において、リコール隠しは企業の存続にかかわるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年01月31日 06時00分10秒
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