テーマ:ウクライナ(156)
カテゴリ:ロシア、ソ連
ロシア軍はウクライナ軍の反撃と食料や燃料など深刻な補給不足に直面し、ウクライナの首都キエフへの侵攻が停滞しているとされる。
ロイター編集 2022年3月23日 REUTERS 米国防当局者は22日、ロシアの戦闘力について、ウクライナ軍事侵攻前の約90%に低下したとの見方を示した。ロシア軍死傷者が増加している可能性がある。 ロシアは2月24日のウクライナ軍事侵攻前、国境付近に15万人以上の兵力を集結させ、本格的な攻撃のための戦闘機や戦車などを配備していたと米国は推定している。 ― 引用終り ― ロシア軍の損害の大きさと、戦闘の長期化で戦費が嵩んでいる。 各国から停戦の圧力はあるが、プーチン大統領としては、得るものが多くなければ、引くに引けないところだろう。 プーチン大統領が直面する金欠地獄 かさむ戦費すでに87.5兆円で 国家予算の2.5倍以上! 2022年3月30日 日刊ゲンダイDIGITAL ロシアのウクライナへの軍事侵攻は31日、開始から6週目に突入する。1カ月以上に及ぶロシア軍の攻撃は、やむ気配がなく、戦費は垂れ流し状態だ。対面交渉が29日に再開したものの、停戦合意には至っていない。このまま攻撃を続ければ、プーチン大統領は金欠地獄に落ちる一方である。 ◇ ◇ ◇ トルコのイスタンブールで再開した停戦交渉はロシアとウクライナ双方に歩み寄りが見られたものの、一時停戦の結論は得られなかった。ロシアがウクライナに要求している「非武装・中立化」を取り下げる気配はないが、かといって侵攻を続けられるかは疑問だ。ズバリ「金欠」だからだ。 英コンサルティング会社の試算によると、ロシア軍のウクライナにおける戦費は1日あたり200億ドル(約2兆4700億円)。しかも、この金額は「少なくとも」であり、実際は推計以上の可能性がある。 1日2.5兆円の戦費がどれだけ異常かは、ロシアの国家予算と比べるとよく分かる。ロシア連邦上院が昨年末に可決した連邦予算案によると、今年の歳出は23兆6942億ルーブル(約35兆円)。侵攻開始から丸5週間で、かかった戦費は87.5兆円。国家予算の約2.5倍だ。
― 引用終り ― 意あるところに道は通ずる。 大日本帝国の例に倣えば、プーチン大統領は、まだまだ戦費を使える。 逆風下の独裁者は、極めて非合理な政策判断を下しがちだ。 日本が太平洋戦争に総額いくらを費やしたか 知っていますか 国家予算の280倍、今で換算すると… 2017.08.16 … (略) … 戦費の実態はよく分からないと述べたが、ある程度までなら推測することができる。旧大蔵省が戦後まとめた資料によると、太平洋戦争(日中戦争を含む)における名目上の戦費総額(一般会計と特別会計)は約7600億円となっている。 金額だけ聞くと意外に少ないと感じるかも知れないが、日中戦争開戦時のGDP(厳密にはGNP)が228億円なので、戦費総額のGDP比率を計算すると何と33倍になる。また、国家予算(日中戦争開戦当時の一般会計)に対する比率では280倍という天文学的数字である。 もっとも、この数字には少々カラクリがある。太平洋戦争の戦費はあまりにも膨大で、税金を使って調達することは不可能だった。このため、戦費のほとんどは日銀による国債の直接引き受けによって賄われた。 ― 引用終り ― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年04月03日 16時00分06秒
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