テーマ:路面電車(30)
カテゴリ:物流 ロジスティクス
栃木県宇都宮市で導入されるLRTは、地上式の次世代型路面電車「ライト・レール・トランジット」と称する路面電車。 日本で路面電車の廃止は多かったが新設は極めて珍しく、宇都宮市議会選挙、市長選挙で重要な争点となった。 「軌道基本設計」に着手へ 2030年代の開業目指す 2023年3月7日 乗りものニュース JR宇都宮駅の「新幹線と在来線の間」を高架ですり抜ける計画です。 2026年の工事着手に向け軌道の基本設計に着手 今夏の開業をめざし工事が進む鉄道新線「芳賀・宇都宮LRT」。その延伸事業として、JR宇都宮駅からさらに西側エリアへ向かう計画が加速しそうです。 宇都宮市は2023年3月2日(木)、LRTの駅西側整備に向けた「軌道基本設計業務」の委託者を決定するための公募型プロポーザルを公告しました。この業務では、軌道施設の基本設計、道路予備設計、高架構造の予備設計などを実施。履行期間は2024年3月までとなっています。 宇都宮市は、LRTの駅西側延伸について、2024年に軌道事業の特許申請、2026年に工事着手、2030年代の開業を目指しています。今回、延伸に向けた具体的な動きが明らかになり、今後は事業化に向けた動きが加速するものと見られます。 宇都宮LRTの駅西側延伸をめぐっては、まずはJR宇都宮駅東口停留場~宝木町1丁目・駒生1丁目付近(教育会館付近)までの5キロを着実に整備する「整備区間」とし、そこから先の大谷観光地付近までは「検討区間」としています。整備区間には、主に、二荒山神社、東武宇都宮駅、桜通り十文字、護国神社などの付近に停留所が設置される計画です。 焦点になるのが、JR宇都宮駅の横断方法です。先に発表されているイメージ図では駅の北側へ高架で迂回し、ホテルメッツの北側あたりで新幹線高架をくぐる形で在来線を横断することを想定しています。 さて、先行開業となるJR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの優先整備区間約15キロは、ことし8月の開業を予定で工事が大詰めを迎えています。2022年11月からは試運転が開始されています。 ― 引用終り ― 宇都宮のLRTは、第三セクター方式で栃木県の宇都宮市と芳賀郡芳賀町を結ぶライトレール(LRT)路線で、2015年11月に設立された宇都宮ライトレール株式会社が運営する。 計画は下記の通りだった。 2023年8月、優先整備区間の開業。 2024年内、宇都宮駅西側区間の軌道事業の特許申請。 2026年、宇都宮駅西側区間着工。 2030年代前半、宇都宮駅西側区間(宇都宮駅東口~宇都宮駅西口~栃木県教育会館前)開業。 宇都宮駅西側区間が順調にすすむかが、宇都宮のLRTの成否判断のカギ。 芳賀・宇都宮 LRT
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最終更新日
2023年03月22日 06時00分10秒
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