カテゴリ:EV 電気自動車
世界トップクラスの新車販売のトヨタの車は、丈夫で壊れにくいだけでなく、燃費性能も優秀。 国交省が2023年3月31日に公表した乗用車のWLTCモード燃費ランキングでトヨタは1位から5位まで独占した。 他のメーカーは、5位の「カローラ」(30.2km/L)と同着で、ホンダ「フィット」が初めて顔を出す。続いて8位にトヨタ「カロ-ラ ツ-リング」と並んで日産「ノート」がでてくる。 なんとベスト10のうち8車種がトヨタ。 「プリウス」と「アクア」をおさえて1位に輝いたクルマとは…!? まさかの「ミニバン」も大健闘 2023年4月3日 くるまのニュース 国土交通省は、2022年末時点で販売されていた乗用車の「燃費ランキング」を2023年3月31日に公表しました。クルマを購入する際には気になる燃費ですが、もっとも良かったのは、どのモデルなのでしょうか。 ■「燃費ナンバーワンは」どのクルマ? 国土交通省は、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高めるとともに燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年自動車の燃費性能を評価して「燃費の良い乗用車」を発表しています。 2023年3月31日にも、2022年末時点で販売されていた乗用車における、燃費の良い10モデルをランク付けして発表しました。 このランキングは長い間、日本独自の試験方法「10・15モード」や「JC08モード」などによって測定した燃費の値が使われていましたが、2017年の夏以降からは試験方法が国際的な基準と同じ「WLTCモード」に切り替えられたことで、海外のモデルと燃費の値が比較しやすくなったほか、より実燃費に近い数値となりました。 今回の燃費TOP10にはどのような車種がランク入りしているのでしょうか。 1位に輝いたのは、トヨタ「ヤリス」で、その燃費は36.0km/Lです。 ヤリスは元々は日本市場において「ヴィッツ」の名で親しまれてきたコンパクトカーで、初代は1999年に誕生。今回ランク入りしたのは、2020年にフルモデルチェンジした4代目です。なおこのタイミングで、日本でも世界共通のヤリスに車名を改めています。 現行型ヤリスは、プラットフォームやエンジン、ハイブリッドシステムなどを刷新し、部品の小型化や効率化とともに高出力化を達成。前述した36.0km/Lという超低燃費を実現しました。 2位はトヨタの「アクア」が35.8km/Lで続きます。 現行型アクアは、2021年にフルモデルチェンジした2代目です。アクアはハイブリッド専用モデルで、特に初代は圧倒的な低燃費のモデルとして知られていました。わずかとはいえ、ヤリスに低燃費性能で上回られたことに若干の驚きを感じるかもしれません。 しかし現行型は、ヤリスよりも乗り心地や上質感を高めたポジションに移行し、それにあわせて車重も重くなっているため、むしろヤリスと0.2km/L差まで迫ったことはかなり健闘した結果にといえます。 3位にはトヨタの「プリウス」が32.1km/Lで入りました。 ハイブリッド車の代名詞として、低燃費なイメージの強いプリウスですが、よりコンパクトなモデルにも続々とハイブリッドシステムが投入されたことで、燃費ナンバーワンの座をアクアやヤリスに譲ることとなりました。 4位はトヨタ「ヤリス クロス」の30.8km/L。5位はトヨタ「カローラ」とホンダ「フィット」の同着で30.2km/Lです。 続く7位もトヨタのカローラシリーズで、ハッチバックタイプの「カローラ スポ-ツ」の30.0km/L。8位もトヨタ「カロ-ラ ツ-リング」と日産「ノート」の同着で29.5km/Lでした。 最後の10位はトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」が、28.8km/Lでランクイン。 ― 引用終り ― ハイブリッド専用車のアクアとプリウスがランキング上位ではないことが、日本国内の燃費競争のあり方が変わったことを示している。 新型アクアは後席空間の居住性を重視し、ヤリスよりボディの容積が大きくなっている。 ホンダは現行車の1代前、フィット3で軽量なアルミボンネットと容量の小さな燃料タンクの燃費スペシャル車をラインナップしていた。1グレードだけ燃費性能がよいことに意味があると信じていたのだろう。燃費についての国内ユーザーの考えを反映したのか、このようなタイプはフィット4ではなくなった。
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最終更新日
2023年04月22日 06時00分11秒
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