テーマ:電磁波問題(40)
カテゴリ:環境・自然災害
大阪湾に迷い込むクジラが増え、自治体が対応に苦慮しているとのこと。 地球温暖化の影響や大阪湾の構造によってクジラが迷い込み抜け出せなくなっているとされる。 大きなクジラの遺体は放置すると大爆発する危険な代物。 温暖化と「迷宮構造」影響 2024年2月21日 共同通信 大阪湾に迷い込むクジラが増え、自治体が対応に苦慮している。専門家は、太平洋に生息するクジラが頻繁に現れる理由を地球温暖化の影響と指摘。さらに大阪湾の構造が「クジラにとって迷宮になっている」と推測する。港湾局の担当者は「太平洋に戻るよう願うしか、できることはない」と頭を抱える。 クジラの増加理由を、大阪市立自然史博物館友の会の鍋島靖信会長は「地球温暖化で太平洋と大阪湾の水温差が小さくなっているため」と指摘する。さらに2017年から続く「黒潮大蛇行」の原因とされる低水温の渦が太平洋側で発達し、水温差はより縮小。クジラだけでなくイルカ、ウミガメも多く見つかっているという。 大阪湾の構造も原因の一つだと分析する。今回クジラが最初に発見された神戸市周辺の港は単純な構造だが、大阪市や堺市周辺はかぎ形のように入り組んだ場所が多い。 ― 引用終わり ― 太陽の活動は約11年周期で活発化を繰り返しており、現在活発になっている。 次のピークは2025年ごろに到来すると見られている。 オーロラは、太陽の表面で起きる爆発現象「フレア」で吹き出した電子が地球の上空の空気の分子にぶつかって光る現象。規模の大きい「フレア」が起きると、北海道のような緯度の低い場所でもオーロラが観測されることがあり、「低緯度オーロラ」と呼ばれる。 2023年12月1日、北海道北部の名寄市など北海道の各地で「低緯度オーロラ」が観測された。 太陽フレアによる主な社会的障害は「停電」「通信障害」「人工衛星落下」が知られているが、強い電磁波が生物に与える影響、地盤に与える影響は明らかになっていない。 人工衛星については、2022年、スペースX社が2月頭に打ち上げた通信衛星49機のうち、40機が磁気嵐の影響によって喪失したことがしられている。 太陽フレアによってGPSなどの測位衛星からの電波にズレが生じ、カーナビやスマートフォンの位置情報などが正しく機能しなくなることが想定されているが、生物の位置情報に与える影響は不明。 太陽フレアで大規模通信障害⁉ 現代に与える深刻な影響とは 明日をまもるナビ 2022年10月6日 NHK 太陽表面の爆発現象「太陽フレア」。発生した電磁波やプラズマの噴出は、地球に住む私たちの生活に大きな影響をもたらします。暮らしに欠かせない電力や通信に障害を与えるなど、ICT(情報通信)技術が高度に発達した現代社会の脆弱性を突いた災害になります。太陽活動が活発化していく中で、対策はどこまで進んでいるのか。現代社会に生きる私たちにとっての新たな脅威について考えます。 この記事は、明日をまもるナビ「太陽フレア 新たな脅威に備える」(2022年10月2日 NHK総合テレビ放送)の内容をもとに制作しています。 目 次 ・太陽フレアとは何か? ・太陽フレアがもたらす3つの被害 ・日本で想定される被害は? ・スーパーフレア 発生の可能性 ・私たちができる太陽フレア対策と「宇宙天気予報」 ・これだけは知っておきたい、太陽フレアの恐ろしさ ▼太陽フレアの発する電磁波、高エネルギー粒子、プラズマなどが地球にさまざまな被害をもたらす。 ▼太陽フレアは、太陽黒点の極大期に頻繁に発生する。太陽黒点の増減は11年周期で繰り返され、次のピークは2025年頃。 ▼太陽フレアによって過去にも停電・通信障害・人工衛星への影響が起きている。 太陽フレアとは何か? 太陽フレアとは太陽の表面の爆発現象です。X線などの電磁波、高エネルギー粒子、プラズマなどが8分から数日間で地球に到達し、さまざまな被害をもたらします。 太陽フレアの大きさは1万~10万キロメートル。温度は数千万度に達します。アメリカのNASAの太陽観測衛星SDOが捉えた2012年の7月の映像を見てみます。この太陽フレアはかなり大規模なもので、高さが10万キロメートルぐらいあります。 太陽フレア 太陽表面で起きる爆発現象 大きさ1万~10万キロメートル 温度数千万度 同じ日の太陽を特殊な方法で見た映像では、電気を帯びたガスが大量に放出される「プラズマ噴出」が観測されていました。電気を帯びたガスが秒速1000キロメートル以上のスピードで飛び出しています。これが仮に地球を直撃すると大災害になる可能性があります。 太陽フレアはかなりの頻度で起きています。爆発の規模が最も小さいAクラスだと1年間に1万回程度。Mクラス以上になると頻度は減りますが、被害が大きくなります。 爆発が発生する位置も重要です。2012年7月には、太陽の裏側で150年ぶりの大フレアが発生しました。海外のメディアでは、地球の正面側で発生し、衝突していたら、「現代文明を18世紀に後退させたかもしれない」と報道されました。 実は今、太陽活動は活発化しつつあります。太陽には活動の周期があり、3年後の2025年頃をピークに太陽フレアが増えると見込まれています。 太陽フレアと大きく関係するのが、太陽の表面にある「黒点」の活動です。黒点は巨大な磁石のように強い磁場を持っているため、温度が低く黒く見える場所です。 太陽フレアは、大きな黒点のまわりで生じる現象です。 黒点の増減は11年周期で繰り返されていて、次のピークが2025年とみられています。黒点の極大期になると、強力な太陽フレアが毎日のように起きるなどの危険な状況が起こり得るため、日本でも今年、総務省が被害想定と対策を検討しました。 太陽フレアがもたらす3つの被害 太陽フレアによって地球にどんな被害が起きるのか。私たちの生活に大きく関わる被害として、主に3つが心配されています。それが停電、通信障害、人工衛星への影響です。こうした被害は、これまでにも発生しています。 大規模な太陽フレアが発生した場合、これらの被害額は日本の国家予算を上回る1兆ドルから2兆ドルにのぼると、アメリカの機関で試算されています。 ― 引用終わり ― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月08日 06時00分20秒
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