テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
悪性後腹膜腫瘍が分かったとき、治療法について色々調べましたが、そのときはネットで調べました。検索性、網羅性、情報の新鮮さからいっても本より格段にいいですので。
何より病身の身、当初は発熱もしていましたし、抗癌剤治療中は白血球も下がり、外出も控えていましたので、本屋や図書館に行くことも控えていました。本は有料、ネットは無料ですし。一度ネットで関係の本を購入したことがありますが、タイトルとは全然違う内容の本で「金返せ」って叫びたくなったこともあります。 しかし、本は本でまた違ったメリットがあります。ネットの情報は断片的であるのに対し、本はひとまとまりの読み物になっていますので、全体的な話の中での個々の話という具合に内容を理解できることです。また、簡単にページをいったりきたりできます。 今、抗癌剤治療が一段落し、次の重粒子線治療が始まるまで時間もあるし、始まってもたくさん自由時間があります。治療が終わっても、再発のリスクにどう立ち向かうかということもあります。抗癌剤治療の副作用からも解放されました。それで、癌に関する本を色々読んでみようと思いました。 ただ、本屋さんで買うのは経済的にも大変なので、図書館を利用させてもらうことにしました。網羅性、最新性で必ずしも十分ではないかもしれませんが、何より気軽に本を手にとることができます。役に立たないと思えば、途中で読むのをやめたっっていいわけですから。 といいうことで、まず一冊目です。 「がんを治すチカラ」 発売日: 2009年09月 著者/編集: 大阪府立成人病センタ-, 堀正二 出版社: 毎日新聞社 サイズ: 単行本 ページ数: 227p 価格:1,296円(税込) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 高いがん治癒率を誇る大阪府立成人病センターのチームワークがこの一冊に!誰でもがんになり得る時代、すべての人へ贈る、これだけは知っておきたいがんの基礎知識。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 予防と検診について (遺伝子のコピーミスが蓄積すると、がんは発生する /「がん」と「癌」との違い? ほか) 第2章 診断から治療へ (胃がんを早期発見するには?/内視鏡で切除できる早期胃がんとは? ほか) 第3章 最新の医療と研究 (放射線治療時に化学療法を併用する理由/定位照射、IMRT、 粒子線治療という新しい放射線治療 ほか) 第4章 病院とのつき合い方 (病院別の治療実績を公表する/病院別の治療件数と治療成績から分かること ほか) 私がセカンドオピニオンを受けた「大阪府立成人病センター」の先生や看護師さんたちが、テーマごとに書かれた本です。私が重粒子線治療を受けるきっかけになったのが、この大阪府立成人病センターでのセカンドオピニオンでした。この本にも、詳しくないですが、粒子線治療について触れられています。 上記「内容情報」にもあるように全般的な基礎知識を網羅的に知るうえにはよい本だと思います。ただ「何もしないこと」や三大標準治療以外については、触れられていません。むつかしいのかもしれませんが、批判的でもいいから書いてもらいたいものです。 1テーマ見開き2ページになっていて、右側は図や写真になっています。視覚的にも分かりやすくなっています。2ページで1テーマになっているので、また読みたいときに簡単に戻れます。字が小さくて読めるかどうか分かりませんが、目次だけ載せておきます。 楽天ブックスでも販売しています。 http://books.rakuten.co.jp/rb/6186711/ よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/07/19 02:11:23 AM
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