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2015/05/31
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報

朝日新聞2014年8月20日の記事です。


たくさんの仲間がメッセージを寄せ、闘病生活を支えてくれた

メッセージノノート.jpg

 

 全身にがんが転移した東京都の会社員、Kさん(27)は、2012年11月、国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)に入院した。「胚細胞腫瘍(はいさいぼうしゅよう)」という珍しいがんだった。

 多くの場合、精巣に腫瘍ができる。その場合は手術で腫瘍を切除する。しかし、Kさんは精巣に腫瘍がなく、3種類の抗がん剤で治療することになった。予定は約3カ月間。患者の少ない珍しいがんだが、効果があるとして世界的にも広く行われている治療法だ。

 「精子は保存しますか?」

 入院した日、医師から尋ねられた。抗がん剤治療の影響で、精子ができにくくなる可能性があるという。思いがけない話に戸惑ったが、将来子どもは欲しい。別の医療機関で精子を採取し、保存することにした。

 抗がん剤治療を始めると、口内炎や肛門(こうもん)の痛み、発熱に悩まされた。副作用はつらかったが、友人や世界一周旅行で出会った人、同僚らが病室を訪れ、励ましてくれた。明るい笑顔を振りまくKさんに、乳腺・腫瘍内科の主治医野口瑛美(のぐちえみ)さん(32)は「前向きにがんばっているな」と感じた。

 入院中、検査の順番を待っていたときのこと。見知らぬ男性が近寄ってきた。悪性リンパ腫で経過観察のために通院していた、米国人ビンジー・ゴンザルボさん(41)。「よければ、どうぞ」。Kさんに冊子を手渡した。

 「STAND(スタンド) UP(アップ)!!」と書かれたパンフレット。患者会のようだった。「勧誘? 怪しいな」。中身をあまり見ずに、病室の戸棚にしまった。

 昨年1月末、全身の腫瘍は小さくなったが、まだ1センチ以上あるものもあった。がん細胞が死んだか調べるため、残った腫瘍を切除する必要があった。3月に再入院。左右の首の付け根と胸部のリンパ節に残った腫瘍を取ることになった。声のかすれや出血などの合併症リスクの説明を受けた。

 手術は無事終わった。だが直後、集中治療室で息ができなくなった。「人生終わったか」。もがきながら、人生を振り返ろうとした。世界一周もでき、いい人生だった。でも親孝行していない。仕事でも、社会にも貢献できていない。そこで意識を失った。


 まずは腫瘍が小さくなってよかったですが、普通は完全に消滅しないので、最後はやはり切除手術ということなのでしょうね。それでも再発や転移のリスクは高いということでしょう。

 国立がん研究センター中央病院の乳腺・腫瘍内科は私がセカンドオピニオンを二度受けたところです。


(原文はご本名で書かれているようですが、ここでは頭文字表記にさせていただきました。)


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最終更新日  2016/09/12 11:36:43 AM
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