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カテゴリ:映画
【2020年9月8日(火)】
昨日、NHK-BSで映画「オデッサファイル」を観ました。 大学時代、二番館の「祇園会館」で観たことがありますが、ほとんど筋書きは忘れていて、ところどころ断片的に憶えているところがあるだけでした。ですので、最後の何故ピーターが執拗にロシュマンだけを追うのかが分かるシーンでも、再び驚くことができました。 オデッサ・ファイル The Odessa File 監督 ロナルド・ニーム 原作 フレデリック・フォーサイス 主な出演者 ジョン・ヴォイト マクシミリアン・シェル 音楽 アンドルー・ロイド・ウェバー 公開 アメリカ 1974年10月18日 日本 1975年3月1日 上映時間 130分 製作国 イギリス ドイツの旗 西ドイツ 言語 英語 予告編 原作は、フレデリック・フォーサイスで、処女作『ジャッカルの日』と並ぶ代表作です。 ピーターが追うロシュマンは実在の人物。ナチス親衛隊大尉で、現在のラトビア共和国リガ近郊に存在したカイザーヴァルト強制収容所の歴代所長の一人。ドイツ系ユダヤ人を迫害したことで「リガの屠殺人」と呼ばれました。劇中ではドイツで生き延びて会社経営する人物として描かれていますが、現実には、大戦後逮捕された後、アルゼンチンに逃亡しました。1960年、西ドイツ政府によりリガでの虐殺行為に対し逮捕状が出されましたが、アルゼンチン情勢が不安定で難を逃れました。そして1977年に亡くなっています。ということは、この映画が公開されたときには、まだ生きていたということですね。 監督のロナルド・ニームは、他によく知られる映画としては「ポセイドン・アドベンチャー」を撮っています。 ほとんどの場面、ドイツが舞台なのに、戦争中の回想シーン以外は、英語のセリフというのが違和感がありましたが、ドイツのクリスマスの風景や、そこに映る店に「メルクリン」の鉄道模型が見えたり、ハイデルベルグ、ハンブルグ、アウトバーンなど、なつかしく楽しむことができました。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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