テーマ:京都。(6076)
カテゴリ:若冲と応挙
【2021年10月23日(土)】
今日は、在宅でPCに向かって会の諸事でした。 「若冲と応挙」第54回。付録3 応挙年譜のその6(51歳から55歳)です。 西暦(和暦)年齢 ◆:応挙の動向、☆:芸術・文化人の動向、*:政治・社会の動向 1783(天明3)51歳 ◆「浄土宗門人別帳」に「立売中之町浪人円山主水」と記載。四条高倉東入立売中之町に 住む。11月、三井高美の一周忌に「水仙図」を手向ける。 ☆「しら梅に明く夜ばかりとなりけり」の一句を残し、与謝蕪村没(68歳)。 *天明の大飢饉かはじまる。浅間山が噴火する。 1784(天明4)52歳 ◆祇園会月鉾「花卉折枝図」に「源」姓を記す。 愛知明眼院(現東京国立博物館蔵)に「朝顔狗子図」、「老松図」、「老梅図」、 「芦帳図」などを描く。明眼院は眼科治療院として有名だったことから、これ以前に眼を 患ったと考えられている。 1785(天明5)53歳 ◆5月、紀州草堂寺に「雪梅図」「松月図」などを描く。天明年間中頃、しばしば妙法院 から制作依頼を受けた。 1786(天明6)54歳 ◆紀州無量寺に「波上群仙図」「山水図」を描く。弟子の長沢蘆雪は、多忙の応挙に代わり、 これを携えて現地へ赴き、無量寺の「虎図襖」「龍図襖」ほか南紀の数ヵ寺で障壁画を描 く。この頃、「雪松図屏風」(三井記念美術館)を描く。 ☆石田幽汀没(66歳)。 沈南蘋の写実画で江戸画壇に大きな影響を与えた宋紫石が歿す(72歳)。 *田沼意次、老中解任。" 1787(天明7)55歳 ◆3月、南禅寺帰雲院に「海辺老松図」、「雪景山水図」などの障壁画を描く。 夏、讃岐の金刀比羅宮表書院に「遊鶴図」、「遊虎図」を描く。 12月、但馬の大乗寺に障壁画「山水図」を描く。 この頃妙法院宮真仁法親王との交流が盛ん。 ☆長沢芦雪(34歳)、南紀旅行の際に「龍虎図」を描く。 *米価高騰で大坂、江戸で打毀しが起こる。 雪松図屏風(国宝) ●前回はこちら ●次回はこちら よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021/10/31 12:19:03 PM
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