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カテゴリ:演劇 その他
休日。
早朝、日記更新。 テレビ、あれこれ。 ◆「サンデージャポン」。日本ハム、優勝。 新庄の「本当にこのマンガみたいなストーリー。できすぎてません、これ?」という発言に、高橋ジョージ「自分ではマンガのようなって言ってましたけど、全然もう、素晴らしい、一流の映画のような、ドラマを、幕を降ろしたなぁと思いましたね。」 新庄は別に自分を卑下して「マンガみたいな」と言ったわけではないだろう。高橋ジョージのこのマンガ観、ひどい。 ◆「アド街ック天国」神田。なぎら健壱、浅草キッド、ほか。 このような番組だと、玉袋筋太郎の愛敬が光る。水道橋博士が活字媒体で認知された今、これからは玉袋が認知される番だ。 夕方、新横浜へ。 新横浜BELL'S、「ぶたばん2006」。 劇団鹿殺し主催のイベント。鹿殺しでしか告知していないのか、それなりの豪華出演者のわりには、当日券でも余裕で入れた雰囲気。 オールスタンディング。 「ぶたばん」というタイトルが「うたばん」のパロディであることを、ここに来て、ロゴを見て初めて気がつく。 開演。鹿殺し・丸尾丸一郎、妙に生真面目なあいさつ。 前半は、公募で選出された3組。 仏団観音びらき。素人の悪ふざけがいいところ。 ミス・ジャパニーズ。貧乏臭い風体の連中が出てきたと思ったら、予想に反してなかなか面白かった。ニュース番組や料理番組や「アタック25」の音声をコラージュしてでたらめなものにする手法自体はけして目新しいものではないけれど、それに合わせて芝居をつけるというのは前例があるのかはわからないがかなり馬鹿馬鹿しく、何度も笑った。肉体のダメぶりが逆に効果的。ことばの反復が音楽に発展するのは、初期エレキコミックにも共通。 夜ふかしの会。今日の出演者で、鹿殺しともっとも親和性が高いのはここでしょう。笑いが表面的なところでとどまっているような。 ここから後半。 宇宙レコード。演劇ではなく、完全にバンドスタイルで音楽ライブを。これはこれで賢明。音楽的には、グループ魂などよりもずっと面白いのではないか。小林顕作の自嘲気味なMCにも好感。 毛皮族。なんと、江本純子、和倉義樹、高野ゆらこの3人のみ。激安大川興業みたいな。がっかりだけれども、ま、本公演を控えているので仕方ないか。タッキー&翼で始まり、あとは持ち歌連発。「クレイジージュンリーバンバン」「舞・舞・舞」「すりガラスの20代」「ワンダフルワールドロケンロール」。毛皮ファンならば楽しいが、今日、初めて観たようなひとはどう思ったか。 劇団鹿殺し。たっぷり50分。物騒なのは劇団名だけで、その正体はなにからなにまで明るく健全。根っこにあるのはおそらく性善説で、好意を強要するような態度が無意識ににじみ出ていてうっとうしい。歌と芝居の技術は妙に安定しているのだが。 エンディング、出演者全員登場で「世界にひとつだけの花」を大合唱。 あからさまにテンションが低い毛皮族の3人が気になって気になって。善良な空気になじめない江本純子の仏頂面がたまらなくかっこよく、これを目撃できただけでも今日は来た甲斐があったと満足する。 帰宅。 特になし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年12月17日 10時39分26秒
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