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カテゴリ:テレビ その他
変則で休日。
休日だというのに、兄来宅中。 せっかくの休みが台なし。 テレビ、あれこれ。 ◆「ビートたけしのTVタックル」3時間スペシャル。 恒例、永田町時代劇。勝谷誠彦に帯を引っ張られて、くるくるまわる姫井由美子。 エンディングで、たけし「僕はねぇ、憲法変えんの嫌いなんですよ。今、平和憲法でいいんですよ。」 ◆「ETV特集」。高史明×太田光。 ◆「爆笑問題のニッポンの教養」、編集工学・松岡正剛。これは面白いマッチメイク。タモリや談志とも深い対話をしてきた松岡が、爆笑問題を相手になにを引き出すか。 松岡「インプットする状態の、いろんな情報とか知識だとか出来事と、それを語ったり、再生したりするっていうのは変わりますよね。それが編集だと僕は思ってましてね。」「おそらくね、人間の脳とか、その、能力ってのは、中途半端で、で、こう、入ったことや出来事を、再生するときにどうしても同じようにはならないようになってると思うんですよ。要するに、インとアウトが違うと。」「ズレが重要だろうと。そのあいだに僕は関心あるんですね。」 爆笑問題がやっている、ニュースから漫才を産み出すという作業も、おそらく、ひとつの編集ということになるだろう。 太田「こないだ、たまたま僕はラジオで、大江健三郎さんが出てて、話聴いてたら、大江さんは、僕の小説ってのは、何度も書き直すんですって。最初、ふーっと書いて、そのあともう1回書いて、何度もやって、出版するんですけど、そのあとまたやり直すんですって。もう、完成することがないっていうんです。」「それがやっぱりね、僕の小説に対する思いなんですと。で、じゃ、俺はどっちかなっつうとね、やり直すのは厭なんです。むかし、『スターウォーズ』をジョージ・ルーカスが撮り直したじゃないですか。あるいは、市川崑が『犬神家』をもう1回おんなしキャストで撮ったじゃないですか。俺、ああいうこと、信じられないんですよ。もうやめろよって思っちゃう。」「われわれ、漫才のネタ、1回しかやんないんですよ。」「粗があっても、それはそんときのそれなんだから、あとでやり直すのはズルいだろうっていう感じがするんだよねぇ。読者としてなのかもしんないです、それは。」 太田「僕らも漫才やコントをやるときは、今、もう、ほとんど練習もしなくなりましたけど、わりと練習するほうなんですよ。で、そうじゃないと自分…、まぁ、僕がそうなんですね。不安でしょうがなくて。で、いつ、どんな場所でやっても、まったくおんなし間でできるように、なるまで、っていうことを目指すわけですよね。だからまぁ、それは普遍的なものにしようとするんだけど、ライブであるかぎりはやっぱりそうはならないんですよね。いっくらこっちでかっちりとしたい、っていっても、客の、その日の客が違うわけですから。だから、僕はたまにねぇ、その、じゃあ、生きてることは全部アドリブじゃないですか。人生はアドリブじゃないですか。よくやれるなぁと思ったりするんですよ。」「そう考えると、自分はどっちが好きなんだろうってわかんなくなるんですよね。」「僕はあのー、飽きっぽいんですよね。」「それがいいかどうかはわからないけど、でも、自分の好みとして、やっぱ、普遍を作りたいほうが強いんですよ、自分のなかでは。だけど、飽きっぽい。だからこう、そこにやっぱ自分…、なんか矛盾があるんですけど。」 (あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月15日 23時08分36秒
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