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テーマ:■□■ 大道芸 ■□■(92)
カテゴリ:大道芸
前項からの続き。
「ヨコハマ大道芸」。 吉田町会場から、イセザキ会場へ戻る。 山本光洋、コメディマイム。 もう何年前になるか、そもそも、初めて観たときにあまり面白い印象がなくて、それ以来、なんとなく積極的には観ようとしてなかったのだが、その後、よそで名前を見聞きすることがけっこうあるので、やっぱり気になるようになった。それからは観たいと思っていたのだが、やはり、なかなかタイミングが合わず、今年、ようやく初めてきちんと観たのだけれど、これがもう、とても面白い。初めて観たときはなにを観ていたのだろうと思うくらい。 ここ数年、イセザキモールのいちばん関内駅寄りの端っこが山本光洋の定位置になっているような印象だが、山本にとってここがやりやすいといった希望があってのことなのだろうか。というのも、今日観た感じで判断すると、屋外よりも屋内で観たほうが可笑しいタイプのように思えるのだ。場所によっては、かなりやりにくいことになるんじゃないか。 操り人形の“チャーリー山本”なんてネタはかなり可笑しいのだけれども、これなんかは、最初の説明を聞かずに途中から観たら、なにをやっているかよくわからないだろう。細かいギャグもいろいろやっていて、おそらく、ある種の密室感がある空間のほうが笑いが増幅されるに違いない。一度、屋内で観てみたい。 王輝・張悦、中国雑技。王輝という綱渡りの芸をやるひとは常連出演者だが、今年は、張悦という女性も一緒に。 張悦は、タップダンスをしながら、ボールジャグリングをするという芸を披露。まだ経験が浅いのか、笑顔もぎこちない感じ。ひょっとしたら、かなり若いのかもしれないな。ホットパンツが、いわゆる、さわやかな色気っつうんですかね。中国雑技の女の子は不思議とみんな美人なのだが、美人以外は国外に出しちゃいけないという決まりでもあるんでしょうか。 王輝は例のごとく綱渡り。今年も、綱の上でぴょんぴょん飛び跳ねていた。 エモリハルヒコ&NOB、エシバイ。 紙芝居に、ギターでBGMをつけるという形式。ちょっと通りがかっただけだが、いかにも素人臭く、やわな感じで、あんまり観る気はしなかった。 ファニーボーンズ。これまた、お目当てのひとつ。やはり人気があるようで、始まる前から大変なひとだかり。 イギリス人と日本人のコンビ。準備とスタートの切り換えがあいまいで、通行人にいたずらを仕掛けたりしているうちに自然と始まってしまう。通常なら、後ろに客が立ち止まらないようにスタッフが幕を張るのだが、それをどけさせた。通行人もネタの道具にするのだ。ジャグリング、パントマイム、マジックなどの小ネタを、つぎつぎに連発するスピード感。道具を放っぽったり、人形をひっぱたいたり、乱暴なところがあるので、子どもたちはげらげら笑って観ている。このあたりはやはり、イギリス的なブラックジョークの世界というか、モンティ・パイソンみたいな雰囲気に通ずる部分だろう。ふたりとも、ツラ構えもとても良い。 最後に「TOKYOゾンビーズ」というキャラクターに扮するパペットショー。大きくなったり小さくなったり、ねじれたり、急に振り向いたり、不思議な動きで笑わせる。本日最後の回だったから観たことあるひとが多かったのか、もうちょっとどよめいてもいい感じがしたけれども、それでも、とても楽しかった。 まだやってるところもあるけれども、もう充分観たので休憩。 今年は2日間来たから、ずいぶん余裕を持って楽しめたかな。 口福館、魯肉飯。 ブックオフ。ついつい寄ってしまう。 100円文庫本、6冊。小林信彦、別役実、宮沢章夫、渡辺和博、三浦展、藤巻健史。 ベローチェ。 読書。 帰宅。 ニュース。 今日は、横浜では巨大グモもうろうろしていたのだ。 母親が観に行くと言ってたから知ってたのだが、大道芸に夢中ですっかり忘れていた。ニュースで観たら、想像以上にすごい! 嗚呼、この2日間、目と鼻の先の距離にいながら、観に行けば良かったなぁ。 テレビ。 「ウチくる!?」、渡辺真理と横浜。 最近、「アクセス」をよく聴くようになっているので、こういうものはチェックしておかないと。 隠しゲストに、何故か、浅草キッド。ロケに使われていた馬車道十番館の前は、昨日今日、さんざん行き来していた通りだ。 どうせ、元町や馬車道のおしゃれな地区ばかり取りあげるのかなと思っていたら、野毛の大来という店のサンマーメンを紹介していたのでなかなか好感が持てる。本当なら、浅草キッドが似合うのはこっちなんだけどね。 日記更新。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月24日 18時19分46秒
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