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カテゴリ:お笑い芸人
1日中、自宅。
午前中、睡眠。 午後、父親の本をブックオフへ売りに行くためにまとめる。 両親はともに読書家でもなんでもないので、どうでもいいようなビジネス書ばかりがごっそりとあるのだが、それでも、ブックオフは内容に関係なく値段をつけてくれるので、こういうときは便利だ。ハードカバーの本が多いので、多少の金にはなるだろう。 母親は本にまったく興味がなく、母親にとっては父親のビジネス書よりも、僕の持っている本のほうがわけのわからないもののようだ。これ以上増やすと家がつぶれるから捨ててくれと、常日頃、言っている。 夜、雨が降り始めてしまった。 雨のなか、本を運ぶわけにもいかない。ブックオフは日を改めよう。 テレビ。 「笑いがいちばん」。松福亭松喬、オール阪神巨人、NON STYLE。 NON STYLE。この番組、いつも観ているが、今日の客のテンションはちょっと異常だったな。石田が自分のももをたたくところで黄色い歓声があがる。別に、NON STYLEのファンを集めたわけでもないだろうに、普通の客にしてこれか。 お笑いがアイドル的に、アイドルがお笑い的になるのは関西特有の文化ではないかと思うが、ここには二枚目と三枚目の区別はない。二枚目から三枚目までのギャップが魅力になっているということではなく、二枚目と三枚目を同一に観ている層がどうやら存在するのではないか。NON STYLEのスタイルは、おそらく、そのような層によって育まれてきたもので、その層の外へ出ても観客を説得させるだけのものが、そこにはすでに備わっているのかもしれない。 井上が突っ込む「乗りかたぁー!」というセリフや、石田が自分自身に突っ込む「なんか無理!」「このハッピー野郎!」など、NON STYLEはふたりとも、体言止めの突っ込みを多用するのが特徴的で、これがやっぱり、軽薄さを演出する効果があるとも言えるのだが、その反面、ひどく幼稚にも感じられてしまう。要するに、ボキャブラリーが稚拙なのだ。歳を重ねたときに、はたしてこのままのスタイルでやっていけるのか。いつか幼稚を払拭するときがくるのか。NON STYLEへの当面の興味はそこにしかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月17日 15時42分56秒
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