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テーマ:落語!&演芸!(1447)
カテゴリ:落語会・演芸会
朝、原稿が仕上がらないまま、寝落ち。
ちょっと眠って目が覚めたら、パソコンの画面が真っ暗。これが、タッチパッドを触っても、電源を押しても画面が明るくならず、どうやらフリーズしてしまっている。 これは電源を長押しして一度オフにしなければダメなパターンか。しかし、問題なのは原稿を書きかけのままで眠ってしまったことで、保存をしていないのだ。復元されるかわからないが、ここはイチかバチかで電源を落として再起動する。 そのあいだにスマホからツイッターを見たら、いきなり飛び込んできたのが勘三郎の訃報。なんということだ。 再起動してみたら原稿は見事にすべて消えていた。 勘三郎のことを思う間もなく、記憶しているあいだに一気に原稿を復元しなければならなくなった。 まず、原稿を仕上げるほうを優先して送信。 中村勘三郎の訃報。 少し前の週刊誌に病状の記事が出て、それは見出しを見ただけで中身は読んでないのだが、それがあたまにあったので驚きにはならなかった。しかし、呆然とする。 生で観たのはたった二度だけ、それも両方とも歌舞伎ではない。語れることなどなにもないのであるが、それでも呆然としてしまうのは存在の大きさゆえか。 大きな事故に接したときのような、なんともいえない感覚が湧く。 アマゾン登録作業、やり残しぶん。 ラジオ。 「ビバリー」。オープニングで、平成中村座での談志追悼公演の音声が流れる。勘三郎と病前の高田文夫の会話、これが今年の2月のこと。 今日はその程度だったが、高田先生がいる日にまたしっかり語られるだろう。 午後、少し寝直し。 梱包作業。 遅めに外出。 横浜東口。 郵便局。 ゆうメール、1点。 平沼。 ヤマト運輸営業所。 クロネコメール便、4点。 ブックオフ。なにも買わず。 歩いて関内まで。 「メルマ旬報」を読み進めようとするが、ログアウトで読めず。 イセザキモール。 吉野家、焼鳥つくね丼。 カトレヤプラザ。 ダイソー、買い物。 ブックオフに用があったが、時間がなくてあとまわし。 野毛へ。 ペッパーランチのあとはパスタ屋がオープンする模様。 横浜にぎわい座、「都家歌六ここにあり!」。 こんな楽しい会を横浜でやってくれるとなれば来ないわけには行かない。 1階席、満席。客席に入って感じる品のいい柔らかな空気、のこぎり関係のお客がおそらく多いのだろう。仕事道具がそのまま楽器になったというものがいくつかあるけれども、つくづくこの不思議な楽器の持つ求心力だ。 雷門花助「八問答」 サキタハヂメ×チチ松村×都家歌六 立川志の輔「みどりの窓口」 仲入り 柳家蝠丸「お七の十」 エンディング のこぎり漫談でおなじみの歌六師匠、今日は30年ぶりに落語をやる予定でチラシにもそのように書いてあったのだが、なんと、あたまがぼーっとしているという理由で落語は中止になってしまった。 前半の、サキタハヂメ、チチ松村との演奏の出番のときにもそんなことを言っていたのだが、そこではまだ、やれないかもしれないぐらいの感じだった。ところが、蝠丸師が終わったあとに黒幕が降りてしまい、幕があがると出演者全員がイスに腰掛けていて、歌六師は中央であははと笑っているのである。 歌六師匠、82歳。ますますとぼけたおじいちゃんになってきて可笑しい。客席の誰もがしょうがないやという雰囲気になってしまうのがすごいところ。 今日の会はサキタハヂメが企画したものだそうで、サキタが歌六師を師と仰ぐ関係性もとても好ましい。歌六師匠との出会い、そして、敬意の念については、別の場所でくわしく語られているのを聴いたことがあるのだが、サキタもまた、ユーモアとペーソスを兼ねそなえた凄腕ののこぎり演奏家なのだ。 のこぎり演奏ではビブラートをかけるときに貧乏ゆすりのようにひざを揺するのだが、サキタはこれをあまりやらずにきれいな音を聴かせる。歌六師はこの貧乏ゆすりが激しいのだが、チチ松村によると、歌六師の演奏は誰よりも大きな音が出るのだという。こういう技術的な話はなかなか聴く機会がない。 チチ松村ものこぎり奏者ではあるのだが、今日はウクレレバンジョーを演奏した。 志の輔師は、歌六師とはなんと初対面。サキタハヂメが志の輔師の会には何度か出ていて、その打ち上げでこんな会をやりたいという話をされて出演を受けたそうな。談志師匠について「僕をアニさんと呼んでくれたのは彼ひとりです」と歌六師、最後まで兄弟分だったという関係だとは知らなかった。蝠丸師に言わせると、歌六師がいちばん好きだったのが談志、いちばん嫌ってたのが十代目文治。文治師匠は蝠丸師の師匠である。 志の輔師の高座を観るのもひさしぶりだったけれども、こういうゲストのときはほぼ新作で、マクラの口調も独演会のときとは違う。テレビタレントのときのスイッチになってしまうのか、ぴりっとしたものがなにもない軽い口調になってしまうのだが、しかし、それでも「みどりの窓口」は、改めて観ると「洒落小町」のおかみさんなどを思わせる人物があり、家元の色を再確認した。 エンディングでは、サキタハヂメとチチ松村の演奏による歌六師匠を讃える歌があり、「1、2、3、4、ウタ、6! ウタ、6!」というフレーズを客席みんなで合唱する箇所もあって楽しく終わる。 ところが最後、もうひとつハプニングが。客席から花束があり、微笑ましい場面だったのだが、受け取って戻るときに歌六師匠がすべってひっくり返ってしまったのだ。あとでサキタさんのツイートを見たら無事だというのでちょっと安心したけど、なにしろご高齢なので、あれにはひやっとした。 客席に倉本美津留。あとで「みどりの窓口」のすごさに驚くツイートを。
再び、イセザキモールへ。 ブックオフ。 先週にここで買ったもので、カバーと中身が違ってる本が1冊あり、それの返金をしてもらう手続き。 わざわざ手間をとらせたということなのか、返金とは別に、お詫びに300円分のクーポン券もくれた。なんだかとても得してしまった。 閉店時刻まで30分ほど、駆け足で買い物も。 105円本、4冊。遠藤周作、田口ランディ、内澤旬子、波野好江。 雑誌、1冊。ナンシー関。 関内駅の海側へ。 マクドナルド。 雑務。 歩いて、横浜東口まで。 「メルマ旬報」のログイン有効期間は10日間。 パソコンから再ログインしてみたのだが、スマホから見るとなるとまたやり直さなければならないんだな。 歩きながら細かい文字でのパスワード打ち込みなど、歩きながらでなく暖かいところでやっておきたかった。 なんとかログインして、また続きを読み進める。 終電。 深夜1時半、帰宅。 ツイッター。 アマゾン登録作業。 原稿、わかりにくいというのでやや修正。 朝までになんとか直して再送信。 ◇12月5日のツイログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年12月07日 12時45分57秒
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