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カテゴリ:韓国ドラマ-1-
1999年、韓国
演出:イン・ガンフン、キム・ジョンヒョク 脚本:ソン・ジナ、イ・ジナ 出演:ソン・スンホン、チェ・ジウ、チャ・スンウォン 一言で言えば、プレイボーイが純愛に目覚める物語― よくある題材ではあるけど、なかなか面白かった。 バックに韓国語のバラードが流れると、それだけで許しちゃおうって気にもなるし>ぉ 今も忘れられない亡き恋人の面影を求めている…と、女心に取り入って 一ヶ月だけの恋愛関係を楽しむチュンソン。 歯が浮くような台詞で格好つけた別れを演出する彼の姿から物語は始まる。 だから最初は「何だよコイツ」ってカンジなんだけど(笑) 先輩インギと交換したポケベルに、インギ宛てのメッセージが届いたことから チュンソンの心に変化が生じ始める。 メッセージの主はインギの元カノ@ミンジョン。 「一日三食、ちゃんと食べて」 ストレス解消を兼ねて料理するようにとのメッセージに促されて 本当に料理を始めちゃうチュンソンが、ちょっと可愛い。 映画『イルマーレ』でスパゲッティを作るシーンを思い出した。 それからというもの、彼女からのメッセージを楽しみにするチュンソン。 …何て単純なヤツ(笑) 新しい彼女へヨンとのデートに、ミンジョンが所属する劇団のお芝居を観に行って、 子供向けの内容に呆れるへヨンを尻目に、結構マジでハマってるチュンソン。 …何か憎めないヤツ(^^) そして今度は自分が、彼女にメッセージを送り始める。 マナーが身についてる男は、それだけ女性に慣れてるから要注意― 前の彼女の話を始めるような男からは、すぐに立ち去った方が良い― 洗練された女性になるには髪と靴に気を使うこと― さすがプレイボーイ。 何故か彼女が気になって仕方がない状態から、 一途にインギを思う健気さに感情移入するようになり、 やがてインギへの嫉妬心も芽生え始める。 しかも、ナンパは大得意だったはずなのに、 彼女に近づこうとすると、途端に気弱で不器用になる。 そうした心の動きが面白かった。 演じるスンホンッシが、いかにもスレた感じの遊び人タイプではなく、 基本的に真面目そうなイメージがあるから良いんだよね。 ミンジョンの方は、プライドがないわけでもなく、ブリッコしてるわけでもなく 忘れられなくて恋しくて、メッセージを送らずにはいられなかった。 …ああ、そういう気持ちは分かるよお。 ある日、思い切って会いに行ったら、彼の顔を見ても何も感じない自分に気付いた。 ただ、もうメッセージを送る相手がいなくなったことに寂しさを感じる。 …ああ、そういう感覚も分かるよお。 と、同じ女として共感できるキャラなのが、また良かった。 おまけに、プレイボーイとしての先輩であり師匠でもあるインギが、 女性を引っ掛ける手段として用いていた「本当に愛していた恋人の死」は真実だった …というオチも良い。 彼とヘヨンが付き合うことになった、というオマケもね。 所々、背後にワザとらしい男女の姿が映る。 互いにじっと見つめ合ってたり… もう一組のカップルと鉢合わせして、何やら揉めてたり… 狂言回しってやつ? 最後の最後、ミンジョンが待つ店に駆けつけたチュンソンの前に黙って立ってるへヨン。 彼女もまた象徴? (本当言うと、ここらへんの意味合いはよく分からなかった ←アホ) でもってラスト。 受話器越しの会話から、直接顔を合わせての会話に変わる寸前でThe Endってとこが ちょっと洒落てたんじゃないかな(^^) ミンジョン@チェ・ジウが付けてた、りんごのペンダントが可愛い。 ***追記*** これは全8作のオムニバス・ドラマの一作で、 それぞれ次の作品の出演者がチラリと顔を出してるのが、話題の一つだと後で知った。 だから、上記の女性はヘヨンでなく、もしかしたらソン・ユナさんだったかも!? あ~、真面目に観てない証拠だわ。 スミマセンスミマセン ☆やっくんち☆ ◇人気映画・TVBLOG◇ 『メッセージ』DVD ラブストーリー DVD-BOX VOL.1 ソン・スンホン モバイルセットB(画面カットシール+液晶クリーナーストラップ ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.06 21:30:23
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