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カテゴリ:虎に翼
ボンクラひじゅには全く気付かなかったのだが―
優未が寅子に見せたテストは 本当は34点のところを84点に優未本人が偽造した …という疑惑が浮上。 NHK+でまだ公開中だったから見返してみたら 赤鉛筆で何やら書き込んでいる優未 「8」の字と第一問の答に付けられた〇が歪 …と、確かにアヤシイ雰囲気(笑) …ひじゅにですが何か? 「理想は掲げ続けなきゃただのゴミくずですよ!」by寅子 第14週[『女房百日 馬二十日?』 『相棒』で時々取り上げられるのが 右京さんの”行き過ぎた正義” 今回の寅子の場合は ”行き過ぎた理想”? 正義もある意味、理想だし 理想もまた、正義と言えるかもな。 寅子は常に理想と現実の狭間で闘ってきた。 長くて辛い日々、立ち続けて来れたのは まだ手の届かない理想を一心に見つめて来たから。 行き過ぎてしまうのも仕方ない…つーか ある意味、当然と言える。 言えるけれども… それが寅子には 耳元で嫌味を言いまくる小橋の図ぅ(笑) になっているところを見ると 視聴者に向けたギャグになっているのと同時に 寅子が敵対しているのは寅子自身が頑なに持ち続けている”現実” 文字通りの現実に寅子の偏見がコーティングされたもの …ということを表しているんじゃないかと思う。 だから、多岐川に言われるまで 家事部と少年部が相容れないでいるのは 単純に理想VS現実だと受け取っていて 理想VS理想であることに全く気付かなかった。 だから、穂高先生に対しても 理想を完遂しなかった=現実に迎合した としか受け取れなかったのだろうと思う。 女子部を作ってくれたり 多くの女性を法律に目覚めさせてくれたことは 十分に素晴らしいし、実際に感謝しているけれども ぞれらを「ひとしずく」で終わらせてしまった。 「おかしいと声を上げた人の声は決して消えない。 その声が、いつか誰かの力になる日がきっと来る。 私の声だって皆の声だって決して消えることはないわ」 穂高先生はその時を待たず、自らを「出涸らし」と言って去って行く。 それで失望してしまったのだと解釈した。 ボンクラひじゅになのでボンクラな解釈な可能性大(笑) でも、実現化するには時間がかかる。 人間の命は有限。 桂場みたいに受け継いで行く存在があれば いつか、その日は来るかもしれない。 寅子には、その視点が欠けていたのだろう。 で、優未の偽造疑惑だけどー どちらであっても、マズいのは寅子の対応。 次週は母娘の問題が描かれるっぽいから どちらであっても、伏線になる。 チラリとしか映さなかったのは 取り敢えず今週に関しては 84点が真実という方向で考えてみよう ってことかも? 今の優未にとっては頑張った成果。 大いに褒めてあげたいところ。 ところが寅子は あくまでも100点=理想を追い求めることを主張。 穂高先生に対する姿勢と重なる、というわけ。 「悩む意味あります? その時の自分にしかできない役目があるかもしれない。 だから上手く行かなくて腹が立っても 意味はあります、必ず」 星航一の言葉が答だよね。 穏やかにこう言えちゃう彼は やはり寅子の再婚相手にふさわしい? 史実に照らし合わせると、立場的に彼っぽいんだよな。 ひじゅには桂場が良いんだけどな>ぉ まあ、今回、桂場のキュートなシーンがあったから 良しとしようかしら?(笑) で、優未の偽造疑惑だけど>シツコイ? 34点が真実であるならば、後で真相が明かされるはず。 その場合、寅子が娘とちゃんと向き合ってない …という証明であることは変わらない。 次週は、その母娘の関係にスポットを当てるみたいだから このエピソードは伏線になっている。 優未目線にすると 偽造したのは優未に母親を貯めそうという意識があったから …と考えられるし それを全く汲み取れない寅子はかなり問題… 84点真実説より、もっと深刻な状況であることを示している。 1つのシーンを2つに応用するとは 吉田恵里香さん(脚本)恐ろしい子!? まあ、ヒロインと子供(特に娘)との確執は 朝ドラ”お約束”の1つではあるけどね。 だからこそ、それをどう料理してみせてくれるかに注目。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4039-4b286abe ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ ![]() ![]() にほんブログ村 人気ブログランキングへ 餡子 ![]() 司法の独立と正義を求めて半世紀 ![]() 虎視眈々 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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