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カテゴリ:T360の資料
今でこそ日本初ツインカムエンジンはT360最大の売りだが、
当時は燃費が悪い、低速トルクが無い、耐久性が無いと思われていたと思う。 実際そうですが?これに故障の多さも加わると、営業マンは売りにくい製品だったと思う。 思うに、当時最大のセールスポイントは荷台の広さだと思う。プロジェクトリーダー中村良夫は、お客の最大の関心事は積載能力、350kg積んで5年持つよりも、1トン積んで1年しか持たない車が喜ばれたと書いている。 T360の積載能力は350kg、これは米6俵を基準にしていると思う、実際の営業マンは米16俵積めますと言っていた、たぶん、積めたのだと思う。 下記はSAZ・46さんの資料から・・・ >4、高回転エンジンの耐久性については 高回転エンジンでも低回転エンジンでも耐久性に於いては、相違ありません。高回転エンジンには、高回転にも充分耐えられるような、機構、材料等を選んだ上での設計です。 例えば、クランクシャフトジャーナル部ベアリングには一般ではプレーンメタルを使用するところを、抵抗の少ないニードルベアリングを使用し、潤滑オイルには遠心式、ろ紙式の二つのフィルターを付け、清浄に万全を期し、給油方法にも特に考慮をしています。 この様な考えが各部に生かされており、鈴鹿サーキットでの高速テスト、都内での低速テスト等で得た実績の有るエンジンですので、その心配は全くいりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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