昨日のブログは純正ラジオについてだった。
T360新車発売当時からディラーサービスマンをしていた方から
連絡をいただいた。
T360純正ラジオは記憶に無いそうだ。
確かにディラーオプションとして15000円したが、
Sと違いAKは吊り下げ式なので、どこのメーカーでも良かった。
だいたい7000円で付けてたそうだ。
それよりも、契約書にハンコを押させるために、
「今なら・・1000円でラジオを付けます!」
このパターンが多く、純正があったとしても近場で仕入れたそうだ。
今でもクルマパーツは純正でなければ半値で売っている。
純正があったとしても、少なくともディラーでは何でも取り付けたので
見たこと無いそうだ。
Sは3種類のラジオがあったが、組み込み式なので純正が多いそうだ。
そのなかでもJRCのラジオが初期型で貴重品。
T360のラジオとヒーター取り付けは皆が嫌がった仕事らしい。
特にヒーター取り付けを命じられると、サービスマンは逃げ回ったそうだ。
T360は確かに作業性が悪い。
当時から嫌がられた仕事を40数年後に趣味でするなど・・
物好きですな~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当時からサービスマンがT360整備を嫌がったのは
SF関東白子工場勤務だったKachanさんの書き込みにも書いてあった。
2気筒と4気筒の工場は分かれていて、2気筒工場が人気があったそうだ。
4気筒、さらにAK担当にまわされると・・我が身の不運を嘆いたそうだ。
(BBSの6月16日付けにある。)
TNが発売されると、AKは半ば強制的に下取りさせられ、
ディラーには解体屋行きのAKが3段積みになってたそうだ。
これだけディラーやサービスマンに嫌われると絶滅しても良さそうだが、
強運なAKが若干生き残った。