NYMに最古のT360レストアのパネル展示があるそうだ。
もしT360を発見した時、ひょっとすると初期型かも?
判別のしかた。
T360初期型はインパネのスイッチでも判別できるが、
最初期型かはインパネだけでは無理、ただし、灰皿が上に付いていたら
文句なしに初期型の前期?(ややこしい)。
エアーフルターが湿式オイルバスなら初期型、
荷台下がこんな感じなら文句なしに古い。
ダイナモの後ろにオゾン抜き用ゴムホースが付いているのは最初期型。
最初期型から4キャブと2キャブの二本立てなので
キャブの数では判別できない。
当時、電気火花から発生するオゾンは錆びの原因と考えられてた?。
デスビもゴムホースでオゾンを逃がしていたが、問題ないレベルなのか
廃止された、AKもASもデスビにオゾン逃がし用穴は開いてる。
デスビキャップのオゾン逃がし用パイプ。どちらもAK純正デスビ。
(デンソーと日立製、互換性なし)
オイル入れのパイプはエンジンブロックに付いている、
最初期型の試作車に近いのはオイルパンにオイルパイプが接続されている。
オイルパンから出ているオイル入れ、こうなると最々初期型。(ややこしい)
これは試作販売車ともいえる貴重なT360.数台生存しているようだ。
最古のAKはこれが付いてる、これは凄い。
手っ取り早い見分けかたは灰皿、上向き灰皿は最初期型。
灰皿、ダイナモ、オイルバスとくれば最初期型なのだが、
そんなに簡単でもなく、良く分からない物もある。
設計変更は朝令暮改、これが何年何月ごろとかは分からない。
かなり遅くオイルバスが付いたのもある。
それに、前オーナーさんが交換した場合もありそうだし、
ワンオーナー車以外は判らない。
唯一実動可能なT500はベテランさんも頭を捻る固体、
年式とパーツが合わない、パイプビームにシフト・ユニバーサルジョイント、
湿式クリーナーなど。
他に比べようが無いし、ワンオーナーなのでヒストリーがしっかりしてる。
T500はT360より豪華な部品を使用しているようだ・・・
エンジンマウントビームがパイプだと古いが、
付いてるパーツだけでの判別は難しい。
ガラスの年式刻印もガラス交換している場合がある。
上が初期型のパイプ製マウントビーム。
T360ワンオーナーAさんからの写真。
オイルパンにオイルパイプは、文句無く大発見。
それ以外は、キャブの数やダイナモ、ボンネット、セルダイの違いは有っても
ボンネットに大きなHマークさえあれば・・・すべてT360、
型式番号AKです。
この湿式オイルバス・エアクリーナーが付いているSは最初期型。
当然S500。