himekyonの部屋

初めて上高地へ行ったのは、平成10年５月７日、１５年前の同じ日でした、その頃はまだ山歩きはしていませんでしたが、南信州に住む長男のところで、初孫の初節句があり、観光を兼ねて５日間休みをとり、列車とバスを利用して、あちこち観光して回りました。

天竜峡ー大町ー白馬ー五竜ー松本ー上高地

天竜峡、大町までは宿の予約はしたものの、白馬、松本は宿の予約もせずの行き当たりばったり、大町の観光協会に飛び込んで、白馬に行ってみたいのですがとその日の宿を取り、白馬の観光協会で上高地に行くにはどこの宿が泊まれますかと宿を取り、そのころはビジネスホテルに泊まることも考えつかず、ホテルと温泉宿に泊まりました。昔から放浪の旅の片鱗はあったようです（苦笑）山歩きの原点は別にありますが、白馬、五竜、上高地の大自然に感動して、きっかけの一つになたのは確かです












ニリンソウ（二輪草）

どこを探してもまだ蕾で、ゴミ拾いをしていた女性スタッフから、

毎年一番先に咲きだすところを教えていただきました

１５年前のアルバムを開いてみると、ニリンソウがたくさん咲いていました

地球温暖化といわれていますが、１５年前のほうが、暖かかったのでしょうか







５月７日

夜行バスで上高地に入り、大正池から明神池まで歩きました。

５月とはいえ、上高地はまだまだ早春、木々の芽吹きはこれから、お花たちも少しだけ















苔















苔の胞子






















フキノトウ（蕗の薹）

みずみずしいフキノトウがあちこちに顔をだしていました

３月の上高地スノーシューで釜トンネルの入り口近くに

出たばかりで、丸々として美味しそうなフキノトウを発見

美味しそう～ひとついただこうと手を出してまさにひねり採ろうとしたした瞬間

ガイドの大ちゃんがボソッと「ここは国立公園なんだよな・・」

我に返ったhimekyon、罪を犯すところでした

山菜は採らないのにフキノトウだけはひとつふたついただく昨今です。

フキノトウとはいえ、国立公園は動植物の一切の持ち出しは禁止でしたね

とはいえ、遊歩道の両脇には採ったあとが点々とありました


















フッキソウ（富貴草）はまだ蕾



















アオイスミレ（葵菫）

やっとみつけたひと株です






















足元をみるとあれ、これってレンプクソウ（蓮福草）じゃない？




















エンレイソウ（延齢草）






















木道の下にカンアオイの仲間が群生していました

図鑑には載っていませんでしたが、ネットで検索すると

ミヤマアオイ（深山葵）がヒットしました

もしかしてこれはミヤマアオイかな？




















ミズバショウ（水芭蕉）

明神池のほとりに咲いていました




























水芭蕉























柳の仲間

上高地はケショウヤナギが有名ですが特定できません



















ツルアジサイ（蔓紫陽花）？























ツルアジサイとイワガラミの違い、花が咲けばわかるけど

芽出しのころはイマイチわからない、

樹皮が向けるのがツルアジサイとのこと、

ということはこれはよくみると樹皮が向けているような、ツルアジサイかな？





















ムシカリ　別名／オオカメノキ（大亀の木）

何度も登場のさるぼぼちゃん

花芽も大きくなりました















































ニリンソウ（二輪草）はまだ蕾

残念と思っていたら・・・





















教えていただいた、上高地で一番先に咲きだすニリンソウ













































































花の少ないこの時期

最後に二輪草の花をみることができて、上高地をあとにすることができました

夕方までに乗鞍高原に着けばと思っていましたが、１本早いバスに乗ることができて

午後から乗鞍高原を歩くことができました

乗鞍高原の記録へ続きます








上高地　完