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米国の州間高速道路(interstate)利用の高速バス の元祖、グレイハウンドはいまだ健在。 日本でも高速バス事業者が多数あり、利用者は価格 と質を選べるようになった。 群雄割拠の夜行路線、ブランド戦略あれこれ 2018年7月30日 乗りものニュース 近年、大都市どうしを結ぶ高速バス路線では、多数 の高速バスをウェブサイト上で比較したうえで予約す ることが定着しました。 ライバルではなく、自社便を選んでもらうにはどう したらよいか――各事業者が様々な戦略を練っていま す。 夜行路線を中心に繰り広げられるサービス合戦 かつて高速バスは限られた事業者によって運行され ていましたが、2000年代には制度改正により事業者が 急増し、さらにインターネット予約の普及によって、 その市場規模を拡大してきました。 最近では、おもに大都市どうしを結ぶ路線(首都圏 ~京阪神、名古屋、仙台)において、多数の高速バス 事業者が競合し、運賃比較サイトや総合予約サイト上 で「バスを選んで予約する」市場が定着しています。 各事業者は個性的な車両、サービス、あるいは運賃 で「いかに選んでもらえるか」に注力しているのです。 …(略)… 1931年創設のグレイハウンドは、米国で最大規模の バス会社。また、米国のアラスカ州とハワイ州を除く 全州とカナダ、メキシコの一部の都市を3100路線で結 ぶ。 日本で高速バスが本格化するのは、1964年(昭和 39年)の名神高速道路の開通が契機。 国鉄バス(現:JRバス)・日本急行バス(現:名鉄 バス)・日本高速自動車(現:名阪近鉄バス)各社に よる名神ハイウェイバス(名古屋~京都・大阪・神戸 間)が開業。 1968年(昭和43年)中央自動車道の一部区間の完成。 新宿~富士五湖間の中央高速バスの運行開始。 1969年(昭和44年)東名高速道路の開通。 国鉄バス・東名急行バス(1975年廃業)の2社によ る東名高速バス(東京~名古屋間)と東京~関西地区 1960年代はバス黄金期だったが、1970年代の後半、 新幹線の整備も進み、長距離バスは厳冬期を迎える。 1986年の品川 - 弘前「ノクターン号」が初の大都 市と地方都市を結ぶ夜行高速バス路線を開設。 「ノクターン号」の成功でバス業界は高速バス路線 開設ブームとなった。 高速道路網の整備とともに長距離バス路線は拡充。 1990年代後半はバブル崩壊とともに淘汰の時代と なった。 2001年2月の改正道路運送法施行。 バスの新規路線開設などの規制緩和で新規参入の 拡大、厳しい競争による低運賃化もあり、利用者が 増加。 インターネットの普及による利便性の拡大で、 高速バス、夜行高速バスはすっかり定着した。 小売業と同様の顧客の囲い込み、ブランド戦略とと もに料金は高いが豪華な高速バス車両の導入など、 百花繚乱の状況となっている。 鉄道の夜行がなくなり、鉄道の寝台車が富裕層のた めのものとなった。 夜行高速バスは、庶民に様々な選択肢を与えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年08月14日 06時00分14秒
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