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2020年12月25日
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テーマ:神道(197)
 
 不動産の不正転売、人事介入など神社本庁という集金システムが暴走。
 氏子との縁を断ち切る行為が続いている。
 コロナ禍で、神社では、お手水の廃止・形式変更、「郵送・オンライン」参拝、御朱印・お守り授与、初詣は12月中からの「分散参拝」実施など異例の展開が続いている。
 づくしになりそうです。その形式を決めているのが、全国8万社を包括する組織「神社本庁」。自民党の票田でもあり、政治に大きな影響力を持っていると言われています
        ​
神社本庁「コロナ禍の初詣」強行のウラ、
2020年12月6日 MONEY VOICE
  …(略)…
伊勢神宮の御札(おふだ)をめぐるカネの流れ
 神社本庁は本宗を伊勢神宮としました。伊勢神宮と言えば天照大神ですね。
 会社や各家庭の神棚に祀られている、神棚中央の部屋に鎮座するのが天照大神です。その神棚には「神宮大麻」と呼ばれる「天照皇大神宮」と書かれた御札を祀ります。
 伊勢神宮は社格でも別格で、すべての神社の頂点に立つ別格な存在ですので、神棚を祀る際には、必ず伊勢神宮の「神宮大麻」が鎮座することになります。
        ​
 部屋が3つある神棚では、必ず中央の部屋は伊勢神宮の御札、向かって右は氏神様、自分が住んでいる場所にある神社の御札、左側には自分が生まれた場所の神社か好きな場所の神社、思い入れがある神社の御札を納めるのが一般的です。
 この「神宮大麻」と呼ばれる「天照皇大神宮」と書かれた御札は、伊勢神宮でしか発行することはできません。
 「神宮大麻」のお値段は、小さいサイズで今年値上げして1,000円、昨年までは800円でした。
 もちろん消費税はかかりません。「祈祷された御札」ですから。
        ​
 各神社(被包括神社)が「神宮大麻」を氏子たちに販売し、その初穂料(売り上げ)を、すべて各都道府県の「神社庁」に“上納”します。
 各都道府県の「神社庁」は伊勢神宮に、そのまま“上納”します。
 伊勢神宮は、全国から集った御札の売上金の半分程度を、「本宗交付金」として神社本庁に渡します。
        ​
 一般的には、各家庭の神棚にある御札は、1年に1回、新年初詣のときに取り替えます。
 正月三が日には、必ずと言っていいほど、古い御札を近くの神社に納めて新しい御札を購入します。
 一般的には、神棚を祀っているご家庭や会社の年中行事になっています。
 御札の購入料には、古い御札を納める料金も含まれていると考えられています。
 
 テレビなどでも映像でよく見る初詣の風景は、お賽銭箱にたくさんのお金が投げ込まれる場面かと思いますが、実は一般の神社にとっての大事な収入源は、お賽銭よりも、祈祷料であり、この「神宮大麻」、御札の売り上げのほうが多いのです。
        ​
各神社に課せられる厳しいノルマ。すべては式年遷宮のため?
 さて先程のお金の流れですが、神社本庁に入った「本宗交付金」は、今度は都道府県の「神社庁」を経由して「神宮大麻」を販売した各神社(被包括神社)に、数%増額されて「本宗神徳宣揚費」として配分されます。
 かなりお金の流れがややこしいですね。
 整理しますと、販売金の流れは…
各神社(被包括神社) → 都道府県の神社庁 → 伊勢神宮
 交付金の流れは…
伊勢神宮 → (本宗交付金) → 神社本庁 → 都道府県の神社庁 → (本宗神徳宣揚費) → 各神社(被包括神社)
となっています。
 なぜこんな複雑なお金の流れになっているのでしょうか。
 神社が売り上げをそのまま手にすれば、神社は伊勢神宮の「代理店」に該当し、売り上げは手数料収入となって課税対象となります。
 それを避けるために、上記の流れの通りいったん神社本庁に集め、交付金として神社に交付する形が取られるようになったと、神社本庁の関係者は説明しています。
        ​
 ちなみに、各神社(被包括神社)には、「神宮大麻」販売に関して「ノルマ」があるそうです。
 ノルマを課してまで「神宮大麻」を販売する理由として、伊勢神宮の「式年遷宮」という行事が関係しています。
 
 式年遷宮とは、原則として20年ごとに、内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の二つの正宮の正殿、14の別宮の全ての社殿を造り替えて神座を遷す行事で、このとき、宝殿外幣殿、鳥居、御垣、御饌殿など計65棟の殿舎のほか、714種1,576点の御装束神宝(装束や須賀利御太刀等の神宝)、宇治橋なども造り替えられます。
 直近では、第62回式年遷宮(2005~2013年)が行われました。
 このときの予算は550億円、うち330億円が伊勢神宮自己資金で、220億円が寄付となっていて、自己資金330億円の最大の収益源となるのが、全国の神社で頒布されている「神宮大麻」(天照大御神の御札)の初穂料になります。
 「式年遷宮」があった2013年度の神宮大麻の頒布数は874万体、当時の1体当たりの“目安”は800円なので、1年で約70億円が歳入として計上されています。
 そのうち、約半分が「神社本庁」に「本宗交付金」として給付されていますので、残りの約35億円が伊勢神宮の自己資金となります。
 20年に1度の行事なので、1年毎に16億円強を積み立てる必要があります。
 第62回式年遷宮(2005~2013年」は、商工会議所や経団連の寄付が100億円、その他、神社界からの募金等をあわせて550億円を準備し、それに皇室からの御内幣金が足されて、式年遷宮は行われました。
 2013年の神社へのノルマ及びプレッシャーは、かなりきついものだったのでしょうね…
  …(略)…
        ​
 文化庁の発行する「宗教年鑑」2019年版から正確な数を見てみると、神社本庁に所属する個々の宗教法人の総数は7万8,663となっています。2009年版では7万9,041だったので、378社(約0.5%)減ったことになります。
 有名なところでは、以下の通りに脱退しています。
1986年:栃木県の日光東照宮
2004年:東京都明治神宮(2010年復帰)
2010年:石川県の気多神社
2017年:東京都の富岡八幡宮
 そして、2020年11月に報道された金刀比羅宮と続きます。
 多くの離脱の直接のきっかけは、ちょっとした手続きの行き違いのようではありますが、その根底には、神社本庁の「不正な土地取引と人事介入への不満」があるようですが、それも離脱の本質なのでしょうか。
 神社本庁と全国の神社の関係は、総本社・総本宮とその末社という性格のものではないだけに、神社本庁という組織への不信が離脱の引き金というのも理解はできます。
 組織への不満として問題視されるのは「お金と人事」と相場は決まっていますからね。
         ​
離脱要因は「お金と人事」の不透明さ
 小さい神社は「御札」販売のノルマを抱えながらも、神社本庁にすがっているのには、それなりの訳があるのでしょう。
 経営への不安、後継者問題を抱える小さな神社と、経済的にも人事面でも自活できるビッグネームとでは、立場も違ってきますからね。
 1986年、人事の問題で日光東照宮が神社本庁を離脱したことは大きく、超有名な神社が動いたことで、ここから離脱ドミノが始まったと言えます。
 2004年の明治神宮離脱に関しては、神社本庁に対して警告を鳴らす意味での離脱だと言われていて、2010年には和解して復帰しています。
 2010年の気多神社離脱は、神社本庁のカネの不正疑惑、川崎にある百合ヶ丘職員宿舎売却に関する不正を問いただしての離脱です。
  …(略)…
        ​
政治団体「神道政治連盟」の存在
 神道政治連盟(神政連)は、「神道精神を国政の基礎に」を合言葉に、神社界を母体として1969年に設立された政治団体で、本部は神社本庁内にあり、役職員には神社本庁の評議員らが名を連ねていることから見ても、神社本庁や神社庁と神政連は“一心同体”の組織と言えそうです。
 基本理念は「憲法改正」で、日本各地の神社で、「憲法改正」のビラが置いてあったり、のぼりが立ててあったりします。
 教育基本法改正(第一次安倍政権時に交付・施行)、安全保障体制の確立、戦没追悼施設建設反対、夫婦別姓・男女共同参画社会推進反対の立場です。
  ― 引用終り ―
        ​
 神社本庁は神社の責任役員会の意向を無視する宮司の人事を強行している。
 2016年、山口県の四代八幡宮境内の森売却問題で、鎮守の森売却に反対する宮司が無理やり解任。
 2017年、責任役員会の具申を本庁が無視し続けてきたため、富岡八幡宮(東京都江東区)が神社本庁を離脱。
 2008年、宇佐神宮の責任役員会は、その死の直前、世襲家の到津氏(女性)を新しい宮司にすべしという具申を行いましたが、本庁側は女性の経験不足を理由に拒否。
 当時の県神社庁長を特任宮司(任期3年程度)として任命。
        ​
大激震!
 「神社本庁は天皇陛下に不敬極まる」
本庁への不信がかつてなく増大した
2020/06/24 プレジデント Digital
こんぴらさんの離脱、ついにきたか
 「ついにきたか、という感じです。ものすごい驚きはありません」
 6月12日、香川県琴平町にある神社・金刀比羅宮が神社本庁より離脱するというニュースが全国を駆けめぐった翌日、ある四国在住の老神主はポツリと、そんな感慨を筆者の取材に対して漏らした。
  …(略)…
        ​
いま、有力神社が次々に離脱している理由
 別に神社だからといって、神社本庁に加盟しなければならない法的義務などはない。
 ただ神社本庁は民間団体ではあるものの、戦前の「国家神道」体制を統括した行政機関「神祇院」を形式的に継承している組織で、小さいところも含めれば全国に十数万ほどあるとされる神社の約8万が加盟、まさに戦後の神社界を指導、けん引してきた存在なのである。
 しかしそんな神社本庁が近年、かつてない勢いで揺れている。
 特に深刻なのが今回の金刀比羅宮のように、全国各地の有名、有力神社が複数、神社本庁から離脱しているという騒ぎである。
        ​
 有力神社の神社本庁脱退というのは、過去にも例がないわけではないのだが、少なくとも20世紀が終わるまでは「めったにないこと」であった。
 それが21世紀に入って以降、20年たらずで、明治神宮(東京都、04年離脱後、10年に復帰)、気多大社(石川県、10年離脱)、梨木神社(京都府、13年離脱)、富岡八幡宮(東京都、17年離脱)、建勲神社(京都府、19年離脱)と、全国各地の有名神社が次々と神社本庁から離脱。
 また最終的には離脱とならなかったものの、09年には宇佐八幡宮(大分県)でも離脱騒動が持ち上がったことがある。
 そして今回、金刀比羅宮までもが神社本庁からの離脱を決断した。
        ​
偉そうに「上納金だけ持ってこい」という態度にいら立ち
 これらの神社の離脱原因はケース・バイ・ケースの側面も大きいが、あえて共通した点を挙げれば「神社本庁の求心力低下」ということに尽きる。
 現代人の宗教離れといったことが盛んに叫ばれるなかで、神社仏閣に大きな寄付をする地主や地場企業なども急減。
 また特に地方で深刻に進む過疎化は、神社の担い手である地域社会の基盤を崩しつつあり、「日本の神社は10年後、半分くらいになっている」といった話が、神主たちの間で真剣に語られているような状況でもある。
 しかし神社本庁は「そうした状況に効果的な具体策を立てるわけでもなく、偉そうに『上納金だけ持ってこい』という態度のまま」(ある東北の神社宮司)であると、少なくとも多くの一般の神主たちからは見られている現実がある。
  …(略)…
        ​
神社本庁に近い関係者ら反論も…
 なお金刀比羅宮は今回の離脱決定に際し、公式ホームページで声明文を発表しているのだが、それは冒頭でまずこの「土地ころがし問題」に言及し、「非常に遺憾であると感じていた」とするもので、まさにこの疑惑によって背中を押されたのだろうと解釈できる文面である。ただ、前出の四国の老宮司はこう言う。
「金刀比羅宮さんは最近、神社本庁関係の集まりなどにあまり顔を出さなくなっていた。
 付き合いで出す一部の上納金なども断っていたと聞いており、後はいつ離脱するかのタイミングを計っていただけだったのでは」
        ​
 金刀比羅宮の声明文によれば、同宮が具体的に離脱を思い立ったのは、約束されていた大嘗祭(天皇が即位して初めて行う秋の収穫祭。昨年11月14~15日に今上天皇が行った)の幣帛料(慶事などの際に神社本庁が加盟神社に配る金銭)が、実際には届かなかったことで「嫌がらせとしか思えない」と感じたことだったという。
「天皇陛下一代に一度の、奉祝の大御祭に際し、臨時の神社本庁幣が届かなかったことは、決して許されない無礼な行いであり、天皇陛下に対しても不敬極まりない行為であると言わざるを得ない」
(金刀比羅宮公式HPより)
        ​
 ただ「それは本当にきっかけに過ぎず、離脱はかなり前から考えていたのでは」(四国の老宮司)との声もあり、また神社本庁に近い関係者となると、「日ごろから会合にも顔を出さず、付き合いも減らしているのに、幣帛料だけ『届かなかった』などと騒ぐの心得違いだ」といったことまで言う向きさえある。
 ただ多くの関係者が異口同音に語るのは、「(金毘羅宮の離脱は)もう誰に止められるものでもなかったし、そこまで大きな驚きでもない」という認識である。
  ― 引用終り ―
 





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最終更新日  2020年12月25日 16時00分06秒
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