テーマ:観音巡礼(29)
カテゴリ:寺社、パワースポット、予言
中勢地区巡拝の2回目。 1月18日の第二部。 中勢地区は、下水道工事で車で近寄ることができなかった元十九番蓮光寺を残すのみ。 第二十二番 清涼山宋徳寺(内山観音) 十一面観世音菩薩 宗派 曹洞宗 観音堂に参拝した後ちょっとウロウロしていたら住職がでていらして、本堂を開けていただき、御朱印をいただいた後、お話をうかがうことができました。 主な話の項目 ・平成8年亀山市指定有形文化財建造物指定の石造三重層塔について 難所・覚王山日泰寺 (愛知県名古屋市千種区法王町、境内北側に設置されている僧堂は、曹洞宗が管轄)について ・伊勢西国の札所番号 ・本堂の格天井の絵の内容・向き、絵の具の工夫、作者 ・格天井と同じ作者が描いた、第二十三番野登寺の襖絵の絵柄の由来 ・坂本棚田(日本の棚田百選認定) ・地元の銘菓(原田屋製菓舗「ののぼり最中」) ・関町の深川屋・関の戸、鳥居 などなど、様々なことについてお話しいただく。 参道をいったん下って、左に曲がり枯葉の積もる道を上り「石造三重層塔」に参る。 路面が滑り易いので、登山靴やトレッキングシューズ以外は、お勧めしない。 さらに上に向かう石段があり、上っていくと神社跡を発見。 住職の話題に日佐河神社のお話しはなかった。 寺は、両尾町を一望する高台に位置するが周囲の道路は軽乗用車向きの道路。 フィットでもカーブは気を遣う。 対向車が来たらどこかに家の駐車場に入れるなどして交わすしかない。 住宅から離れた川沿いの道幅の広いところに車を置いて徒歩で境内に上った。 駐車場 全くおすすめできないが、車で辿り着ければ境内に駐車可能。 第二十三番 鶏足山野登寺 千手観世音菩薩 宗派 真言宗御室派 創建年 延喜10年(910年) 開基 仙朝上人 三本足の鶏が醍醐天皇の勅使を山頂の老僧のところまで案内したという話を宗徳寺の住職から教えていただいた。 老僧は勅使を御堂に案内し、堂内に天照皇太神が手ずから彫った千手観世音菩薩が祀られていた。 仙朝上人は勅使の報告後の中興開山の祖。 野登寺は亀山城主の祈願所。 参拝当日、本堂の扉は閉まっていて内部は全く見えない。 御朱印は自分で押印。 うら寂しさを感じる。 野登寺は上寺と下寺があり、御朱印がいただけるのは下寺。 上寺は約8km山を登る。 車で野登山の麓よりNTT専用道路に入り、約20分程で駐車場に着き、徒歩5分程で上寺の本堂に着くとのこと。 駐車場から本堂までの道の両側の杉の大木の下に西国三十三所の観音像が、石室に安置され並んでいる。 上寺の本堂、庫裏、鐘楼は、亀山市指定有形文化財(建造物)に指定 駐車場200m離れたところに広く整備された駐車場があると案内看板がある。 第二十四番 荒神山観音寺 十一面観世音菩薩 宗派 真言宗御室派 創建年 1087年 開基 法陵 中興年 1633年 正式名は「高神山観音寺」だという。 駐車場弘仁3(812)年、弘法大師が日本武尊の神霊を仏像として祀り、神事山(こうじやま)と称したのが始まりと伝えられる。 志納所のブザーを押して御朱印をいただいた。 本堂奥、奥の院の右方に「荒神山の喧嘩(血闘)」で亡くなった清水次郎長一家「吉良仁吉之碑」がある。 建立は二代目広沢虎造。 …時世時節は変わろうとままよ 吉良の仁吉は男じゃないか おれもなりたや仁吉のように 義理と人情のこの世界…♪ 仁吉と聞くと「人生劇場」の物悲しい歌詞が思い浮かぶ。 山門前にアスファルト舗装の駐車場がある。 道を挟んで白鳥湖の駐車場もある。 第二十番 金井山林光寺(えんまの寺) 千手観世音菩薩 宗派 真言宗智山派 創建年 天平12(740)年 開基 行基菩薩 駐車場平安時代の作の木造千手観音立像は、像高1.27m、桧の一本造り。 年一回、8月9日午後11時より10日午前1時までの2時間開帳される。 本堂手前右側に、南北朝後期(1300年代後期)草創の閻魔堂。 山門をくぐってすぐ左のお堂に、平地では珍しい、神変大菩薩(役行者)。 往復二車線の通りに面した山門前が一面駐車場。 そのうち2台分が「寺」とブロックに書いてある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月22日 16時00分06秒
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