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2021年06月01日
テーマ：絵本ってすばらしい(204)
カテゴリ：訃報、消息
世界の子どもたちの心をつかんだ名作『はらぺこあおむし』（原題：The Very Hungry Caterpillar）の作者エリック・カール氏が死去。  「はらぺこあおむし」の絵本作家 2021/5/27 毎日新聞 人気絵本「はらぺこあおむし」などで知られる米国の絵本作家、エリック・カールさんが23日、腎不全のため東部マサチューセッツ州の自身のアトリエで死去した。91歳だった。米メディアが26日伝えた。 1929年、東部ニューヨーク州でドイツ系移民の両親の下に生まれた。6歳の時に家族とドイツに移住。国立アカデミーでグラフィックアートなどを学んだ後、ニューヨークに戻り、絵本作家としての活動を始めた。 ― 引用終り ―  『はらぺこあおむし』は、70以上の言語に翻訳され、発行部数は5500万部を超える。 あおむしが成長していく過程を豊かな色彩で描き、食べた跡を丸くくりぬくなど、趣向を凝らした絵本。 当時の米国は、穴あきの仕掛けや、ページの幅がさまざまなこの本を、印刷・製本してくれる会社が見つからなかった。 偕成社の当時の社長だった今村廣さん（故人）がこの絵本にほれこみ、付き合いのあった社のなかから、印刷・製本を引き受けてくれるところを見つけてきた。 こうして、1969年、米国で出版された最初の「はらぺこあおむし」は、日本で作られた。 日本語版は、1976年にもりひさし氏の訳で偕成社から刊行され、日本でもベストセラー、ロングセラーとなった。  偕成社
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最終更新日
2021年06月01日 19時01分04秒
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