カテゴリ:サイバーパンク
2022年10月20日、イーロン・マスク氏が有望な投資家に対し、ツイッターについて、7500人の同社従業員のうち75%近くを削減する意向を示した。 10月27日、マスク氏は、総額440億ドル(約6兆4000億円)で米ツイッターの買収取引を完了した。 マスク氏による買収完了で、ツイッター社のパラグ・アグラワル最高経営責任者(CEO)とネッド・シーガル最高財務責任者(CFO)はただちに解雇された。 27日の午前、マスク氏は、「広告主へ」と題して、「自分がツイッターを取得したのは」「金もうけのためではなく、自分が愛する人類を助けるため」、「文明の未来のため」とツイートしていた。 11月21日、米国のメディアは、ツイッター社について、これまでに5000人規模の人員削減が行われたと報じた。 11月に入り、大量のエンジニアが職場を去ったことで、専門知識が失われ、一部のシステムが壊れ始めているとの報道がされた。 12月19日、マスク氏による、ツイッターにおける同氏の進退をユーザーに委ねるような投稿について、Twitter上の投票結果が確定した。投票数は1750万2391票で、約57%のユーザーが「(マスク氏は)辞任すべき」と投票した。 辞任しなければ総スカン、袋叩き状態に」辛坊治郎が指摘 「辞任」賛成多数も投票結果に去就示さず 2022年12月20日 ニッポン放送 NEWS ONLINE キャスターの辛坊治郎が12月20日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。アメリカ企業「ツイッター」のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が自身の辞任の是非を問うために行ったツイッターの利用者投票で賛成が多数となったにもかかわらず、去就を示さないことについて、「誤算だったのではないか。辞任しなければ世間から総スカン、袋叩き状態になる」と指摘した。 アメリカ企業「ツイッター」のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が自身の辞任の是非を問うツイッター投票は19日に締め切られ、辞任に賛成が過半数を占めた。 辛坊)イーロン・マスク氏はアメリカの電気自動車(EV)大手「テスラ」の創業者で、総額440億ドル(約6兆円)でツイッターを買収しました。マスク氏はどちらかというと右派と目されていて、左派の人たちから攻撃されています。 マスク氏による利用者投票をめぐっては、マスク氏がツイッターを乗っ取る前に停止されたトランプ前アメリカ大統領のツイッターアカウントを復活させるべきかを問うためにも使われました。このようにツイッターの重大案件を決める際には、マスク氏は投票に従ってきました。もっとも、マスク氏の思う通りに世の中が反応しています。そして、今回は自身の辞任の是非を問う投票です。 今回の結果は、投票者全体の58%近くがマスク氏の辞任に賛成しました。マスク氏は今回の投票を行うにあたり、「結果に従う」と表明していました。ところが、結果が出てから半日が経過しても、自らの去就について何も話していません。理由は、結果がマスク氏にとって誤算だったからだと思いますよ。仮に自分の進退に関わることだけ投票結果に従わず、辞任しないとなると、世間から総スカン、袋叩き状態になるでしょうね。 ― 引用終り ― 2022年6月6日、マスク氏は米ツイッター宛ての書簡で、スパムや偽アカウントに関する一段の情報を提供しなければ買収を撤回する可能性があると警告していた。 マスク氏は、今回の投票結果について「スパムや偽アカウント」のせいとすることもできる。 「文明の未来のため」の行為に関する世間の理解不足とすることもできる。
12月24日、マスク氏は、ツイッター社が利用者の自殺を防ぐ機能を削除したとのロイター通信の報道に対し、ツイッター上で「間違いだ」と反論した。ロイターは報道後にツイッターの担当幹部が削除したことを認めたと強調し、批判を受け「元に戻した」との見方を示している。 マスク氏は何のためにツイッター社を買ったのだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年12月30日 06時00分09秒
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