テーマ:京都。(6066)
カテゴリ:常駐ガイド
【2017年7月20日(木)】
随求堂での5回目の勤務でした。初の当日責任者でした。無事務めることができました。 修学旅行が終わり、夏休みが始まる前の平日ということもあり、直観ですが、拝観者のうち95%が外国人観光客ではなかったかと思います。この随求堂の胎内巡りは2000年に始まり、そのときから我がガイド会が案内を担当しているようですが、この外国人比率は、古い先輩方にとっては、隔世の感があるのではないでしょうか。 本堂より早く、午後4時で拝観終了ですが、太陽が低くなってきて、西日が持ち場の近くまで来ていました。これからの遅い午後の暑さが思いやられます。 ●随求堂の建物 堂は前堂と後堂、それを繋ぐ相の間で連結した構造。前堂が外陣部分となります。 前堂は楼閣風で下層の軒下正面には、盛松権体師の筆になる「随求殿」の横額がかかっています。 千鳥破風の正面白壁には、珍しいこて絵の龍が描かれています。 後堂は内陣で、ここにぱ秘仏ご本尊の大随求菩薩を納めた大厨子があります。相の聞には清水型千手観音、十一面千手観音、大聖歓喜天などが祀られています。 地下部は「胎内めぐり」となっていて、ここの案内を我がガイド会が担当しています。外陣・内陣ともに非公開ですが、外陣の外から、外陣や内陣をご覧いただき、参拝をしていただくことはできます。 随求堂の左手(北側)に旧慈心院の空き地広場があり、ここに『中興堂』があります。京都清水寺の貫主を務められた大西良慶和上(1875-1983)をおまつりしています。良慶和上の十三回忌の平成七年(1995)に建立発願され、同九年に落慶しました。中尊寺金堂風の宝形造りで清水寺では新しいお堂です。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) ------------------------------------------------------------------- よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/06/07 08:27:08 AM
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