7743718 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2017/07/22
XML
テーマ:京都。(6067)
カテゴリ:常駐ガイド
2017年7月22日(土)】

 随求堂での6回目の勤務でした。

 今日は、日差しはそれほど強くなかったですが、蒸し暑かったので、こまめに休憩をとるようにしました。お客様の状況、環境を見ながら、臨機応変の対応です。

 いただいた拝観料の中に100ウォン硬貨を1枚発見しました。500ウォン硬貨は日本の500円と同じ大きさのようですが、100ウォンは100円より少し大きいです。しかし、100を刻んだ側のデザインは酷似しており、注意していないと見分けはむつかしいと思います。引き継ぎ事項で注意喚起しておきました。

 帰りは、烏丸五条からバス1本で帰ろうとしましたが、土曜日でバスがその時間ないことに、五条坂バス停付近まで来て初めて気付きました。暑い中、余分に歩いて四条河原町まで行き、阪急+バスで帰宅しました。まだまだ土日休日の失念があります。


●随求堂のご本尊と胎内めぐり

 随求堂のご本尊は大随求菩薩です。大随求菩薩は密教における菩薩の一尊で、観音菩薩の変化身とされ、胎蔵界曼荼羅の蓮華部院におられます。「随求」とは「人々の求めや願いに随(したが)って、その求願を叶えてくださる」ご利益絶大な仏様とされています。

大随求菩薩



 しかしながら随求堂の大随求菩薩は秘仏となっていて、直接お姿を見ることはできず、外陣の外から御前立での参拝になります。しかし、地下にはこのご本尊のお腹の中に見立てた真っ暗な回廊があり、その中を巡ることができます。

 真っ暗な回廊を左手で数珠を触りながら進みます。無明解脱の道です。何度か角度を変えながら進むと、ほのかな光の中に、大随求菩薩のシンボル文字(梵字)「ハラ」を表した、菩薩の分身の石「随求石」が見えます。その石を回し、あるいは手を置いて一つだけ願い事をし、新たな気持ちで再び陽の光と出会います。

随求石




 平成12年(2000)、清水寺のご本尊ご開帳が行われた際、記念事業として行われ、それが現在まで続いています。本堂に向かう途中にあり、拝観料も100円(小学生以上)なので、多くの方が、この胎内巡りを訪れます。修学旅行生にも人気です。外国人向けのガイドブックにも載っていて、外国人観光客も多く訪れます。

 本当に真っ暗で、経験したことのない暗さに皆さん感動して出て来られます。随求石に出会った後、手を数珠から離してしまって、入口に戻って来られる方もおられるし、あまりの暗さに恐怖心から進むことができず、あきらめて入口に戻って来られる方も多くいらっしゃいます。子供さんは泣き出すこともあります。そして特に修学旅行生は興奮して大声をあげることも多く、静かにお参りするよう促すのも我々の役目です。他の方に迷惑をかける恐れがある場合は、止むを得ず、制止をしに回廊に降りることもあります。


(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)

-------------------------------------------------------------------
よろしかったらぽちっとお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019/06/07 08:27:59 AM
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ワルディー・ヨーリョ

ワルディー・ヨーリョ

フリーページ

カテゴリ

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.