テーマ:京都。(6067)
カテゴリ:常駐ガイド
【2017年8月11日(金)】
清水寺随求堂のガイド勤務第10日でした。 今日は、金曜日ですが、「海の日」で祝日。そのことを失念していて、朝、平日ダイヤのバスの時間で支度して、バス停に行って気が付いて一旦家に戻りました。帰りも、土日祝日は五条通バスがちょうどいいのがないので、阪急四条河原町経由で帰るのですが、やはり失念していて、五条坂方面に下ってしまって遠回りをしてしまいました。まだまだ土日祝日なのに平日と間違うことが多くあります。基本的に土日祝日は勤務日でなかったサラリーマン時代の習性が身にしみついているようです。 祝日、夏休み、千日詣りが重なり、多くの方に拝観いただきました。日本人の構成比が、推定ですが6割から7割と非常に高ったです。お盆時期は、宿泊料も特別料金になるので、海外からの観光客が避けるためだと思います。 そして今日も暑い一日でした。京都の最高気温は、35.6度と連日の35.5度超えです。昨日の35.5度超えた日のリストに今日のデータを加えると、 8月6日 36.7度 随求堂勤務 9日 35.7度 随求堂勤務 10日(昨日)35.8度 下鴨神社勤務 11日(今日)35.6 随求堂勤務 35.5度超えの日すべてが勤務日という悲惨な状況が続いています。 無料拝観エリアの見所紹介の続きです。 ●信海・月照歌碑、西郷隆盛詩碑 北総門の北にこれら3つの碑があります。 信海辞世の歌 (左歌碑) 西の海 あずまのそらと かわれども こころはおなじ 君が世のため 月照辞世の歌 (中央歌碑) 大君の 為には何か 惜しからん 薩摩の迫間(せと)に 身は沈むとも 西郷隆盛 (右詩碑) 相約投淵無後先 豈図波上再生緑 回首十有餘年夢 空隔幽明哭墓前 (相約して淵に投ず後先なし あに図らんや波上再生の緑 頭を回らせば十有余年は夢 空しく幽明を隔てて墓前に哭す) 月照(1813~58)は、幕末期の尊皇攘夷派の僧侶。清水寺成就院に入り、天保6年(1835年)、成就院の住職になりました。しかし尊皇攘夷に傾倒して京都の公家と関係を持ち、西郷隆盛とも親交がありました。安政5年(1858年)8月から始まった安政の大獄で追われる身となり、西郷と共に京都を脱出して西郷の故郷である薩摩藩に逃れました。ところが、薩摩国に命を狙われていることを悟って死を覚悟し、西郷と共に錦江湾に入水しました。月照はこれで亡くなりましたが、西郷は奇跡的に一命を取り留めました。享年46でした。清水寺では月照の命日である11月16日に「落葉忌」として法要を行っています。 信海(1821~59)は月照の弟で,成就院の住職を継ぎましたが,青蓮院宮のために攘夷祈願をして捕えられ,江戸で獄死しました。41歳でした。 入水から命を拾い、その後維新の立役者となった西郷隆盛が月照の死を悼んで捧げた弔詩が、月照の碑の横に刻まれています。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) ------------------------------------------------------------------- よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/08/24 02:41:43 PM
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