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ワルディーの京都案内

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2017/09/12
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テーマ:京都。(6066)
カテゴリ:常駐ガイド
2017年9月12日(火)】

 清水寺随求堂勤務第17日目。

 未明に激しい雷雨があり(夕刊で、奈良県高田市などで浸水の被害があったと知りました)、鴨川も茶色の濁流でした。 雨はましにはなりましたが、朝から雨天対応で、使い捨ての靴袋を使用。途中で激しく降る場面もありましたが、午後2時か3時くらいには止みました。修学旅行シーズンが到来し、修学旅行生の比率が高くなりました。

 途中でトイレに行くため寺務所に向かうと、重そうなリュックを背負って、杖を突いた女性に呼びとめられました。「お寺の方ですか?月照さんの石碑やお墓はどこにありますか?」尋ねられました。月照さんの石碑は、このブログでも紹介したように(こちら)知っていましたので、お答えできましたが、お墓の存在までは知りません。寺務所にお連れして、事務所の方に対応をお願いしました。

 持ち場に戻ってお守り売り場の方にお尋ねしたところ、月照さんのお墓は通常の参拝エリアとは離れたところにあるとのこと。清水寺の詳しいガイドブックを見せていただくと、そのように書いてありました。このガイドブックは「京都清水寺さんけいまんだら」という本で、かなり詳しく清水寺のことが書かれています。随求堂のお守り売り場には置いてなくて、ご朱印所や寺務所で販売しているとのこと。

 ガイドをしていると、その女性の方が、随求堂に来られました。「ずいぶん遠かったですが、月照さんのお墓もお参りできました。ありがとうございました。」とのこと。このお墓は、子安の塔の前の谷を下ったところにあるので、杖を突いてそこまで行かれ、またこの随求堂まで戻って来られたということです。お足がお悪いのに、重い荷物を持たれて大変だったでしょうに、きっと月照さんに特別な思い入れがおありになるのでしょう。

 早速休憩時間に事務所に行ってこの本を買い求めました。お守り売場の方によると、著者は学校の先生で、清水寺の学芸員をされていた横山正幸さんという方だそうです。学芸員をお辞めになる前に、集大成として書かれて本のようです。帰りの電車で読みましたが、本当に詳しいところまで、しかも全ページカラー写真や絵を使って書かれています。これ一冊あれば、清水寺のことはすべて分かるといっても過言ではありません。1500円の価値がある本です。同期のガイド仲間にも紹介するつもりです。


京都清水寺さんけいまんだら




月照(忍向)の墓所についての記述


(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)

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最終更新日  2019/06/08 06:40:39 PM
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