24/094 九段 井さい:特製煮干しつけ麺(中)
月曜日だから飯田橋界隈の職場へ出勤するが、時間的にも余裕があるので、先週のリベンジをしようか。 閉店した博多豚骨ラーメンの老舗である赤のれん麺徳の跡地にできた「九段 井さい」に入店。いろんな経緯で間借り営業をし、ようやく路面店ができた札幌における煮干しの有名店の東京進出店だ。特製煮干しつけ麺の食券を購入し、着席してからスタッフに渡したら、中盛まで無料と告知された。並は200g、中盛は250gということで、中をお願いした。 しばらく待ったらご対麺。 つけ汁は濃厚に仕立て煮干し味の動物魚介系だが、煮干しがかなり前に出ていて、濃度と粘度も高いだけではなく塩気と苦みもかなり強い。このタイプのつけ麺は流行ってきたが、ここまで煮干しの味を強調したのはかなり稀だと言える。 中太麺はつけ汁との絡めもいいし、コシもある。つけ汁の濃度と粘度が高いのに、意外とこの太さの麺と合う。やはり中盛が正解。チャーシューはバラのロールと肩ロースのレアの2種類でいずれも柔らかい。つけ汁にもバラのロールチャーシューが入っている。 最後はスープ割。スープで味を薄めたとはいえ、やはりかなりコクがある。 おいしかったね。ここまで煮干しの苦みと塩気を強調したつけ汁はもしかしたら初めてかな。こうなったらまたラーメンを食いに来ないとダメだ。ご馳走様。