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カテゴリ:朝ドラについて考える
「嫌なら観なければ良い」
感想が批判的になってくると必ずと言って良いほど、こういう言葉を放つ人がいる。 (あ、今回は何故か私はまだ言われてはいませんが) そのことに関してアレコレ思ったことを以前書いたことがあるけどここ 今日、別の事を考えた。 やはり以前に書いたんだけど私にとっての「駄作順位」ここ 1位『だんだん』 2位『瞳』 3位『どんど晴れ』 4位『純情きらり』 この時点で最下位の『きらり』は、放送時は最上位だったわけで それは他の作品に関しても同じ。 3位の『どんど』はダメ朝ドラの集大成と見なしていたくらいだから 常に最下位であるはずだった。 つまりは駄作がどんどん更新されていくのが朝ドラ…っちゅーこと。 『きらり』はドラマとして破綻しているし、ヒロインも魅力がないのは事実。 演じる宮崎あおい自身の魅力で持っているだけで、役柄そのものはダメダメ。 でも、『どんど』に勝るのは、脇キャラに魅力があったからだと思う。 (それでも後半は崩壊の一途だったけど^^;) 『どんど』は設定からしてズレていたし、キャラも描けていなかった。 変に韓流をパクっていて却って韓流を貶めている感じもしたし。 でも、『瞳』に勝るのは、一応はエンターティンメント性があったからだと思う。 (まあ、あまり成功していたとは言えないけど^^;) 『瞳』は思いつきみたいな浅いエピばかりで内容が薄く、下品な部分もあった。 でも、『だんだん』に勝るのは、明るさがあったし、一貫性もあったからだと思う。 里親制度について知ることはできたし、ダンスそのものは楽しめた。 ヒロインが夢も恋も思う通りにはいかないまま淡々とした感じで終わったのも面白い。 (テーマ@里子とダンスが分離したままだったのと、語り口に問題はあったけど^^;) 『だんだん』はドラマとしてのダメぶりは上記の3作と共通するけど もっと酷いことになっちゃってた気がするし、 何より世界観とか、醸し出される製作者の人間性みたいなものが、とにかく不快だった。 もうこれが最低の最低だろうと思った。 『かめ』途中までは、まだそう思っていた… 今、それが覆りつつある。 ドラマとしての出来が悪くてもツッコミを楽しむことができれば それはそれで価値があるんじゃないかな。 かなり偏った楽しみ方だけど(^^;) そういう意味で『どんど』はエライのよ(笑) 『だんだん』には、それさえ望めない…って思ってたんだけど 後になってみると、それなりに楽しめていた気がしてきた。 だって「ひじゅに劇場」随分書いたもん(笑) 読んで下さった方々はドン引きだったかもしれないけど(笑) 書いている私は、書けるという分だけ、やっぱ楽しんでたんだろうね。 『かめ』は書けない。 書く気もあまり起きない。 何度かトライしたけど乗らなくてダメだった。 だから今の時点で、私にとっての駄作第1位は『かめ』に決定。 でも、この『かめ』だって、いつ覆されるか分からない。 「これなら『かめ』の方がマシだったよね」って言う日はそう遠くないかもしれない。 やっぱ、朝ドラって 個々の作品については勿論だけど 「枠」全体を眺めて評価すべきものかもしれない。 その「枠」をいつ観始めたかによっても評価は変わるだろうし。 だから、 「嫌なら観なければ良い」というのは 朝ドラには全く当てはまらないんだと思うよ(笑) 【追記】 『どんど』を集大成と考えたのは、 ヒロインが猪突猛進する物語で “お約束”の「お節介」や「おかげ」がてんこ盛りで 持ち上げられるあまり“人間でないもの”に祭り上げられてしまった …なんてところにある。 『かめ』は、そうしたものを排除しようという姿勢には好感持てたけど そのために「何もしないヒロイン」「他人の言葉に流されるヒロイン」という トンデモナイ現象に陥ってしまった。 それを肯定する話なら、それなりに興味深いのだけど 台詞では『どんど』と似たりよったりのヒロイン持ち上げ現象に終始。 だから、 『かめ』は『どんど』とは真逆でもあり同列でもあるという不思議な作品。 有る意味『かめ』こそ集大成とも言えるかも? でも、 『どんど』は記憶に残っても『かめ』はあっと言う間に忘れ去られる気はする。 ☆よろしかったらクリックお願いします>3つも多過ぎ? 朝ドラ『ファイト』~『ウェルかめ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます 連続テレビ小説 だんだん 総集編(DVD) ◆20%OFF! 【20%OFF!】NHK連続テレビ小説 瞳 総集編(DVD) <NHK連続テレビ小説>[DVDソフト] どんど晴れ 総集編 <NHK連続テレビ小説>[DVDソフト] 純情きらり 総集編 【送料無料】ウェルかめ 【CD】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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