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カテゴリ:朝ドラについて考える
『純情きらり』(平成18年)
え~っとですね、これはですね… あんまり好きじゃありませんでした>スミマセンスミマセン 観るつもりはなかったのに予告で覆った『ハルカ』とは真逆で 昭和初期という時代背景や、演技派と評判だけど未見の宮崎あおいちゃんや、 その他諸々…興味の持てそうな要素は沢山あったのですが 何故か予告を観て嫌~な予感が…(^^;) でも、勿論、実際に観てみないと何とも言えませんから なるべく先入観は持たないようにして臨みました。 と言うより、なるべく好意的に観るよう努めた…という感じだったかも。 第一週の途中までは子供編― 美山加恋ちゃんの達者な演技もあって、なかなか良かったです。 好みじゃないなあ…と思っていた父親役の三浦友和さんも、意外なくらい良い感じだったし。 お祖父さんの八名信夫さんも好きだったし。 ただ、最後の方の、父親の見合いを邪魔するエピはイマイチだったなあ… そして大人編へ― あおいちゃんは決して美人ではないけど>スミマセンスミマセン まさに「萌え」系の色気を伴う可愛さがあって、惹かれるものを感じました。 初恋の人役の劇団ひとりが、これまた素敵だったし、 次姉@井川遥の結婚を巡るエピには気を揉みました。 でも、ギリギリそこまでだったかなあ… ああ、勿論、このドラマでブレイクした福士誠治君や太宰治モデルの西島秀俊さん等 イケメン勢も素敵でした。 途中までは…。 今にして思えば、劇団ひとりの扱いに全てが象徴されている様な気がします。 役者の好演も伴って、最初はなかなか魅力あるキャラとして登場するのですが 話が進むにつれ、時には微妙に、時には大胆に…崩壊していったのです(怖) 話自体もイマイチだったしなあ… 原案付きなのに何故?と思ったら その「原案」というのがクセモノで、基本的設定を借りただけで ドラマはほとんど脚本家のオリジナルらしいです。 話運びもイマイチで… 何でも立ち聞きや盗み見で事態が進展するし(笑) 物凄~く基礎的な部分がナッテナイんじゃないかと思う程>エラソウ? ヒロインは「ちょっと待ってください!」の名台詞(ぇ)でお節介パワー全開。 土手で婚約者を前にブラウスのボタンを外したり その婚約者が戦地で行方が分からなると「あの人は死んだんです」と切り捨てたり 空襲の火花をロマンチックな背景の様にして姉の夫とプチ不倫したり それで婚約者が帰ってくれば、ずっと信じて待っていたかの様に迎えたり… なんてのも酷かったけど(笑) でもって、ここを非難する人も少なくはなかったけど 私的には、 そーいうヒロインのそーいう物語なら そーいうものだと受け止められます つーか受け止めてみせましょう 好き嫌いは別として(笑) だけど、そうではない…ってところが嫌でした ヒロインはあくまでも純情で、皆に絶賛される程の人物で 平凡だけれど輝く人生をおくった…ということになっているのです。 折角の宮崎あおい起用も、元々ある程度の演技力や魅力があるが故に 却って役柄の嫌な部分が増幅されてしまった様な気がします。 『風のハルカ』がBK神話の始まりなら 『純情きらり』はAK駄話の始まりだったと言えるかも>何ちゃそれ? 最後に一言、擁護しておきますと 視聴率は高かったらしいです! だから、ここで私が何を言おうと、このドラマのファンの方が遥かに多いのです。 だから、ちょっと辛口になっちゃったけど笑って許してね>ぉ よろしければ、参照 『きらり』のオマケ 『歴代朝ドラ寸評モドキ』 Part1 ここ Part2 ここ Part3 ここ 応援クリック、よろしくお願い致します 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります 【23%OFF!】純情きらり 総集編(DVD) 【大特価】新品DVDを激安価格でご提供!!劇団ひとりと匠達が織り成すアカデミックバラエティ!... 一生の?お願いメイキング「福士誠治」DVD 未開封新品 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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