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カテゴリ:欧米ドラマ
観てから相当経ってしまったのだけど、思い出し思い出し書いてみる。
兄デクスターを異性として愛していることに気付いてしまったデボラ。 その思いを伝える前に、実はデクスターこそシリアルキラーであることを知ってしまう。 …というところで前シーズンは終了。 これはもう必然というか、来るべくして来たもの。 デボラの異性関係が落ち着かなかったのも シーズン1で今迄に経験したことがない強い愛をデクスターの実兄に抱いたのも 全ては、彼女の心の底にデクスターが住み着いていたから― というのが分かるし 前々シーズンでは必殺仕置き人の様なシリアルキラー@デクスターに 強い共感を抱き、見逃すという警察官にあるまじき行為も働いてしまったのも 全てはこの時のため。 デクスターの方も、まだ人間的感情を持てずにいた頃でさえ デボラにだけは愛情をかけ心も開いていたわけだし この2人が真の意味で理解し合い愛し合う様になることが この物語の結末になるだろう と、勝手に予想していた。 でも、そう単純に事は進むわけもなく(笑) 今シーズンはデボラの苦悩と今迄以上に複雑に絡み合う人間関係や事件 で構成されている。 警察官としての倫理観や正義感 妹として兄を苦境に立たせたくないとの思い 公正させたいと願ったり 必要悪かもしれないと考えたり 全く気付かずにいた自分を責めたり …あらゆる思いに苛まれ葛藤するデボラ。 そこのところは内的なものなので ドラマとしては動きも少なく暗い雰囲気になりがちだと判断したのか 外側で起こる事件は多彩。 アンダーソンもルイスも簡単に殺されちゃうし クインはデボラへの失恋から立ち直った様子だし 前シーズンから続く細かいアレコレは早々にクリア。 ラゲルタが疑惑を抱いたことでデクスターが追いつめられていくのが 主軸かと思ったらラストでああいう二者択一になっちゃうとは… シルコは良い味出してたと思う。 そしてハンナ。 ひゃあ~ デクスターが本気で女性と恋に落ちてしまうなんて!? ルーメンは闇から光の世界に戻っていったけど ハンナは正真正銘デクスターの同類。 とはいえ その殺人の動機というか、殺しのターゲットの選び方はかなり違う。 そこにズレが生じるのだろうと思っていたら そこにデボラを絡めるところが一貫しているよね。 ハンナのためにハンナの父親を殺したデクスターが 2人のためにデボラを殺そうとするハンナを阻止し ハンナを警察に売ってしまうのだから。 それでも、デクスターは彼女への愛は抱えたままだけど 彼の唇を噛んだハンナはスパッと恋を断ち切ったのかな? 男性と女性の違いも表れている(笑) ともかくも 常に妹を選んできた感のあるデクスター。 ルーメンといいハンナといい 実はデボラを投影したキャラだという気がする。 でもなあ… デクスターとデボラがハッピーエンドになったら 私的には嬉しいのだけど そうなると 罪の報いとして悲劇に終わるか ダークサイドを走り続ける姿で終わるか 両極端な結末が思い浮かんでしまうので 完結編となるらしい次のシーズン8では あっと驚く展開を期待。 まずはデボラがさらに苦悩しているところから始まりそうだけど… 出演:マイケル・C・ホール(デクスター)、ジェニファー・カーペンター(デボラ) イヴォンヌ・ストラホフスキー(ハンナ)、レイ・スティーヴンソン(シルコ) ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1470-6ea37919 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! ブルーレイBOX マイケル・C・ホール>85 Success Facts アクションフィギュア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.18 15:31:47
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