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カテゴリ:虎に翼
GWも開け
香淑の姿が映ったので 寅子の同志たちのキャラ掘り下げ再開 …と思ったら 何と、5人中3人が無念の退場… 残り2人の内の1人@よねは口述試験に落ち 寅子と同時スタートとは行かなかった… 何という 何という現実… …ひじゅにですが何か? 「私たち凄く怒っているんです」by寅子 第6週『女の一念、岩をも通す?』 初めての高等試験には全員が不合格。 あ、久保田先輩は除く。 …といっても口述試験には落ちてしまった。 まあ、ここでアッサリ関門を通っちゃったら 安易な展開! と、ツッコミが入ったかもね(笑) でも、2回目の試験には 香淑も涼子も梅子も挑むことさえできなかった。 香淑は帰国。 涼子は家のために結婚。 梅子は離婚。 後者2人は、まさに女性ならではの苦難。 しかも、双方共、男性の不祥事により 一方的に人生を捻じ曲げられた。 いや、当時の男性の行動は不祥事などとは呼ばれなかったのだろうね。 単なる浮気。 女性は人間でさえないのだから、飽きたから捨てただけ。 新たな玩具を手に入れただけ。 もう少し時間があったら 梅子の方から夫を捨てることができたかもしれないのに 結局、他の多くの女性達と同じく梅子も簡単に切り捨てられた。 次男も救うことができなかった。 涼子の父親は 「お前も好きにしなさい」 と、娘に言葉をかけて行ったわけで 華族という立場に縛られた生き方と ある意味その被害者と言える(?)妻に 嫌気がさして逃亡したということなんだろうけど… その娘が何もかも投げ出して好きな生き方を選べるほど 無責任でも冷酷でもないということには気付かなかった。 自分がアッサリ捨てた妻を娘は放っておくことができなかった。 大勢の従業員達のことも。 つまりは、女である涼子の方が 人間的には上と言えるけど その人間としての自分を犠牲にするしか道がなかった。 香淑の場合は「女性だから」と単純に括れる事情ではないけど 異国人という点が2人似通っている。 日本に生まれ育ちながら、女性は異国人。 2回目の高等試験に寅子は見事に合格。 優三は落ちて、きっぱりと夢を諦めるという結果に。 ここは、男女の差別はないということで ドラマ的に良い対照になっている。 そして、祝賀会での寅子のスピーチ。 「法改正が成されても結局女は不利なまま 女は裁判官や検事にはなれない 男性と同じ試験に受かったのにですよ! もともとの法律が私たちを虐げている 生い立ちや信念や格好で・・・」 「男か女かでふるいにかけられない社会になることを願います。 いや皆でしませんか? 私はそんな社会で何かの一番になりたい 弁護士になったら困ってる方を救い続けます 男女関係無く」 朝ドラ・ヒロインにお説教は付き物だけど(笑) これは素晴らしい演説。 こんなにも、感情を抑えて、理性的で 静かな怒りと決意を込めて 聞いているこちらの心を動かす言葉は今迄なかった気がする。 もしかしたら忘れているだけで、あったのかもしれないけど(笑) 声高に叫んでいるわけでもなく お腹の底から出て来るしっかりとした言葉で 自分自身の夢にだけ目を向けたものでも 上目線でもなく 現実の理不尽さと、これからの決意を語っている。 寅子が勉強を始めた頃は、女性はまだ弁護士にもなれなかった。 やっと法律が追い付き、寅子も前進し 弁護士の夢を手にした今 それでも裁判官や検事への扉は固く閉ざされたまま。 寅子がそれらを開いて、その向こうへと進んで行くことは 一応分かってはいるけれど(笑) ワクワクするというよりも どんな風に、しっかりとした足取りで歩んで行くのだろうと じっくり見つめて行きたいなと思う。 まずは弁護士として、色んな壁にぶつかるのだろうな。 仕事の面だけでなく、私生活においても 女性ゆえの色々な壁はあるだろうし。 それにしても、桂場! やはり穂高先生よりも朝子にとっての存在感大きそう。 まあ、せっかくの松山ケンイチだものなあ(好) ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4031-09d5d750 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 弁護士キーチェーン 黄バラ 弁護士の贈り物>「ワインの法的アドバイスを提供します」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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