|
・「記憶」が「宇宙の全ての存在を支えているメカニズム」だとすると、「記憶」と「存在」はどのように結びつくのですか? これには一種、哲学的な思索が必要になります。 何かが存在するためには、自分だけでは不十分で、必ず相手が必要になります。つまり、相手の存在を通して自分の存在を確認するという作業になります。 「記憶」というのは、自己が非自己という形で、一旦自分の存在を分離して、バーチャルな他者を作り、更にその非自己を再び呼び寄せて自己と融合して更新するというサイクルになります。これが、自己が自分独りで他者を創りだすというメカニズムになるわけです。 そして記憶という形で、時間差を付けて呼び戻すことにより、存在に時間という次元が生まれ、しかも記憶を呼び出すことによって自己が更新されることによって、進化する存在になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.04.13 17:51:14
コメント(0) | コメントを書く
[記憶宇宙論と記憶言語学に関するフェイクインタビュー] カテゴリの最新記事
|