ホンダ耕運機といってもコレクターは若干いるようだが、
熱いホンダマニアでもこれには
おいそれとは手を出せない。
場所とる、コレクションしても自慢できない、などなど・・
本田宗一郎は農業が国の基盤と考えてた、
鈴鹿工場・サーキットも平野で無く山を造成したのは
水田を潰したくなかったから。
ホンダ農業機械は1959年のホンダF150テーラーが
源流の一滴。赤カブからホンダ製品は赤色に。
F150は全国で開催されてる石油発動機運転会には
参加してるようだが私の参加した運転会ではまだ
見ていない(博物館は除く)
これは試作耕運機、エンジン(汎用VN)とミッションをVベルトで
つなぐ方法は当たり前なので、
バイクやN360みたいにエンジン・ミッション一体の耕運機(テーラー)
F150、これが最初の1台(FはFarmr?)
小型にしたF60、V型ディーゼルのF90。
この3台が「ホンダ耕運機三種の神器」といわれる。
おしゃれなガレージにこれ3台並べれば神になる。
藤澤副社長は実用性のあるもの、売れる商品を欲しがった、
スーパーカブ、T360、耕うん機開発を熱望してた。
藤澤が欲しがるものは、本田宗一郎はめちゃくちゃ力を入れるみたいだ。
カブは4ストにプラスチック多用で、当時は実験的な乗り物?
T360も採算度外視の凝り過ぎ。
F150も倒立2気筒一体型は凝り過ぎ、整備に問題があったそうだが、
これなどT360と・・・同じじゃないか。
将来、クラシック耕うん機の時代は必ず来る?
耕うん機のロールスロイス、F90を家庭菜園で使用するのもお洒落。