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2006/06/19
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カテゴリ:八ツ岳の四季
ツクモグサの出会いまで3年間を書いてきましたが、いよいよ今回の縦走記です。

冬の赤岳登頂
八ケ岳・ツクモグサに出会うまで~(1)
八ケ岳・ツクモグサに出会うまで~(2)
八ケ岳・ツクモグサに出会うまで~(3)


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     DSCN6916蓮華ツツジ.jpg
                レンゲツツジ



15年8月に初めて八ケ岳に登って以来、冬の赤岳登頂を含めて今回が4回目の八ケ岳・赤岳になる。

以前の単独行2回とも、茅野駅10時20分発のバスで美濃戸口まで入っていますが、この時間だとどうしても赤岳山頂を越えて赤岳展望荘まで下るにはちょっと不安な時間だ。

ネットで調べて、高速バス利用でタクシーを使うと美濃戸口から美濃戸山荘までの時間短縮が出来るかもしれないと電話してみると6000円ぐらいかかるという、高速バス代が安くてもちょっとひとりでは高すぎる。ビジネスホテルに泊まるということも考えたが、タクシーと変わらない。
あとは、茅野駅構内で仮眠することだ。土日や夏ならば、だれかしかは仮眠しているだろが、この時期の平日にいるだろうか、前日まで悩みに悩んだことだったが・・結局、実行に。

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                  駅構内の待合室

              
2年前「ツクモグサ」には遅すぎたので、今回は5月25.26日に休みを取っていた。山荘に電話すると、今年は雪解けが遅くて、稜線の雪がやっと解け出したばかりで、かなり遅れそうという
ので5月28日の日記に書いた「天狗岳」に急遽変更した。下山道はズボッ、ズボッともぐる大変な山行になったのだから、もちろん、赤岳など登れるわけがなかったのだ。
あらためて6月12.13日の休みを取ることにした。


6月11日、新宿21時発、特急あずさ、前回自由席で失敗しているので、空席を確認したら、かなりの空席がある。自由席が確保できなかったら、指定席へ変更すればいいとして・・・さすが、最終便は人が多い、あっという間に自由席は満員になってしまった。駅に早く着いていたので、席は確保できた。


                     RIMG0732ギンラン.jpg
                     ササバギンラン

23時20分、茅野駅に着くとだれもいない。駅員さんに聞くと電気は落とすけど、仮眠してもOKとのこと、外へ出るとちょっと気になるガキが2人いた。なんとなくいやな感じだったけど、ここまできたら、もうやるっきゃない
以前、鳳凰三山に行く時に、甲府駅で仮眠したことがあったが、そのときは夏だったので、あまり不安はなかったが・・・

          DSCN6980ツバメオモト.jpg
                  ツバメオモト


非常用にとザックに入れているツェルトをはじめて出してみる。広げるとかなり大きい、冠ってみると、薄地なのに結構暖かい。いすがベンチ式でないので、横になることができず、つらくて眠れない。ちょっとうとうとしたら、人の気配、さっきのガキが立っている。睨みつけて「なんですか?」って言ったら、訳のわからないことを言って出て行った。朝起きてみるとお尻に敷いていた、ウレタンマットがなくなっている。寝苦しくて体を動かしている時に下に落ちたのを持っていったのか・・・やっぱりあのガキたちが何かしようとしていたみたいだ・・・・・
ザックもとられなかったし、財布は身につけていたし・・・ほっとした。


6時5分のバスに乗り込むとひとりだけ。うとうとしているうちに美濃戸口に7時前に到着、山荘でコーヒーを飲みながら、おばさんからいろいろと情報を教えてもらって、出発。


以前のときよりも4時間も早い、これなら赤岳経由で行っても展望荘に着ける。やっぱり時間にゆとりがあると気分が落ち着く。
歩き出すと早速道の両脇にたくさんのお花が咲いている。昨日は雨が降ったのか、しずくが太陽に輝いている。

     RIMG0721キンポウゲ.jpg
                   キンポウゲ


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                    しずく

     DSCN6897ミヤマハンショウヅル.jpg
                 ミヤマハンショウヅル


     ウ.jpg
                  スズラン・キミカゲソウ


のんびり写真を撮りながら歩いたら、美濃戸山荘まで1時間のところ、2時間もかかってしまった。いよいよここからが南沢登山道、おばさんに教えてもらったお花を探しながら、ゆっくり歩いていると後ろから男性がひとり追い越していった。展望荘に泊る予定という。教えてもらったホテイランは見つかったけれど、イチヨウランはみつからない、行ったり来たり、何度も何度も歩いてみたけどとうとう見つからず、あきらめることにする。それでも思いもよらなかったホテイランに出会えて感激、これならツクモグサもばっちり見られるだろう・・・・

     DSCN6993 キノコ.JPG
                   キノコ

花を見ながら2時間オーバーで行者小屋に着くと、追い越して行った男性がちょうど文三郎尾根に向かうところだった。中岳経由で赤岳へ行くという。文三郎尾根からご夫婦が降りてきた。話を聞くと昨日は雨の中、硫黄岳山荘に泊まり、今朝、ツクモグサをみてきたという。朝のうち曇っていたので、花が開くまで1時間以上待って写真を撮ってきたそうだ。たくさん咲いているとのことワクワクしてくる。

軽くおにぎりを食べて、文三郎尾根に取り付いた。3年前の冬、文三郎尾根を登った時は、雪が少ない年で金網の階段が顔を出していた。その登山道に雪が残っていた。やっぱり、今年は多かったんだなと納得、この階段、古くなっているのかはずれて落ち込んでいたりして、一段、一段が高くてすごく歩きづらい、ちょっと歩いては休み、歩いては休み、登りに弱いhimekyonには地獄のような階段が続いている。



    RIMG0777文三郎尾根の残雪.jpg
         文三郎尾根の残雪

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                         どこまで続く金網の階段

やっと分岐に近づいてきたら、中岳から男性が降りてきた。これから赤岳山頂への岩場に差し掛かるところ、後ろから男性が来ていると思うと心強い。


     RIMG0792赤岳山頂.jpg
                   赤岳山頂へは右側の岩場を登る



鎖がかかって安心だけれど油断は禁物。慎重に慎重に、浮石はないかと何度も何度も手を掛けて一手、一歩と進んでいく。


          RIMG0796プレート.jpg
              「頂上まであと少しガンバレ」のプレート



 RIMG0794鎖場.jpg
          鎖場

                         RIMG0797 梯子.JPG               
                             梯子


大きく回りこんで梯子を越えて山頂に到着。
すっきり晴れていないから遠くまでは見えないけれどひととおり見回していると男性が到着した。

        DSCN7021キバナシャクナゲ.jpg
                  キバナシャクナゲ

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                        ミヤマタネツケバナ

        DSCN7025コメツガザクラ.jpg
                        コメバツガザクラ

       DSCN7007ウラシマツツジ.jpg
                        ウラシマツツジ




もう、展望荘は目の前、あとは下るだけ、お花を見つけながら歩いたけれど、やっぱり雪解けが遅かったのか、キバナシャクナゲとコメバツガザクラ、ミヤマタネツケバナ・ウラシマツツジだけしか咲いていない。2年前はお花畑だったのに・・・

長くなってしまってまた続きます。 

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Last updated  2014/05/21 10:26:48 AM
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