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2015.10.18
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カテゴリ:資料
成長が止まった韓国人の身長、遺伝的限界か

 韓国人の平均身長が限界に達したのだろうか。9月24日、ソウル市教育庁は「2015ソウル教育統計」で「ソウルに住む高3の男子生徒の平均身長が2004年の173.6センチから昨年は173.4センチに、女子生徒は161.8センチから161.0センチにそれぞれ多少低くなった」と明らかにした。成人の身長も同様だ。満19歳の男性を対象とする兵務庁の身体検査結果を見ると、11年に173.9センチと最高を記録して以降、引き続き低くなり、昨年には173.5センチとなった。

 1900年代に165センチだった韓国人男性の平均身長は80年代以降引き続き伸長し、2000年以降に停滞期に入った。専門家たちは勉強によるストレスと運動不足を主な原因に挙げている。運動不足で成長板への刺激が減った上、睡眠不足で成長ホルモンの分泌が減ったというのだ。

 しかし、根本的に韓国人の平均身長が「遺伝的限界」に到達したのではないかと主張する声もある。この主張が正しいなら、韓国人の平均身長はどんなに栄養価の高い食べ物を食べて一生懸命に運動しても大きく変わらない可能性がある、ということになる。

■遺伝が身長に及ぼす影響は80%…「栄養はもう十分」

 身長の成長には遺伝的要因と環境的要因が複合的に影響を及ぼすということが分かった。科学界は遺伝的要因をより重要に考えている。2014年10月に科学雑誌『ネイチャー遺伝学』には、これまで発表された身長遺伝子に関する研究データを集めて分析した結果、遺伝子が身長に及ぼす影響が約80%という内容の論文が発表された。

 韓国人の場合、これまで30年間にわたって身長が伸びたのは主に環境的要因のためだというのが科学界と医療界の専門家たちの共通した見解だ。一言で言って、それまでは栄養価の高い食べ物を食べることができず、いい暮らしもできなかったという意味だ。現在の20代の子どもは50代の親よりも背が高いが、その理由は遺伝子の限界を飛び越えたからではなく、親の世代が栄養価の高い食べ物を十分に摂取することができず遺伝子の最大値にまで伸びなかったからだ。

 韓国人に「栄養=身長」という公式が通じない時代になったことで、身長に関する新たな現象が生じている。淑明女子大学食品栄養学科の成美慶(ソン・ミギョン)教授は「現在韓国の青少年たちが摂取する栄養分は推奨量の100%に近い。一部の青少年にとっては過剰な栄養供給がむしろ成長を妨げる側面もある」と話す。技術標準院の調査によると、2003年に韓国の女子生徒は満13歳で成長の鈍化が見られたが、10年には成長が鈍化する年齢が満12歳と低下した。豊富な栄養を摂取すると幼い頃の成長は早いが、その代わりに性早熟症を患うようになり成長板が早く閉じるようになる。

 栄養が豊富な時代に入ると、子どもの身長は親の遺伝的特性を公平に受け継ぐといった主張もある。高麗大学九老病院整形外科のパク・クァンウォン教授は「豊かな時代には子どもたちが両親の身長の遺伝子を半分ずつ受け継ぐ可能性が高い」という。これは、身長をつかさどる遺伝子に優劣性がないからだ。例えば直毛と癖毛では優性である癖毛の遺伝子が現れる確率が高いが、身長の遺伝子は優性と劣性に分かれないという。

 遺伝的要因が重要なら、韓国人の平均身長の限界はどこなのだろうか。パク・クァンウォン教授は「韓国人の身長は今後2、3センチは伸びる可能性があるが、オランダ人の平均身長(185センチ)までは伸びないだろう」と予想する。栄養や環境の面で韓国よりも豊かだった日本人の平均身長が170.7センチと韓国よりも低く、ポーランド人の平均身長(178.5センチ)が地理的に接しているドイツの平均身長(181.5センチ)と違うのもこのためだ。ゲルマン民族が大多数を占めるドイツと違ってポーランド人はアジア系の血筋を一部引いている。

■「身長に関する統一された見解はない」

 専門家たちは「遺伝的影響が大きいといっても子どもたちの身長を伸ばす努力を怠ってはいけない」と口をそろえる。ハイキ韓医院のパク・スンチャン院長は「174センチの遺伝子を180センチの遺伝子に作り変えることは難しいが、180センチまで伸びる可能性がある子どもも栄養価が低かったり生活習慣が悪かったりすると170センチにしかならないこともある」と話す。

 一方で、遺伝的要因を過大評価する必要はない、と指摘する声もある。忠南大学生物科学科の李明哲(イ・ミョンチョル)教授は「約10年にわたって平均身長の伸びが止まっているからといって今の身長が限界値なのかどうか判断できる段階ではない。身長をつかさどっている決定的な遺伝子も明らかになっていないし、どこまでを遺伝的要因と見るべきなのか統一された見解も存在しない」と話す。

 実際に1800年代に165センチだったオランダ人の平均身長が200年で20センチも伸びたことについても、世界の科学界は明確な分析を出せずにいる。ノルマン人の遺伝子そのものが身長の高い遺伝子だったが栄養分が十分ではなく一歩遅れて発揮されたといった意見から、福祉水準が高いからといった主張、さらには身長の高い男性が多くの子を産んだ結果といった研究結果もある。

 韓国生命工学研究院の兪香淑(ユ・ヒャンスク)博士は「塩基序列の違い一つでも大きな遺伝的変化をもたらす可能性がある。環境によって後天的に変化した性染色体が子どもに伝達される場合、韓国人の平均身長は10センチ以上高くなる可能性もある」と話した。

ソン・ユジン記者

朝鮮日報/記事入力 : 2015/10/18 05:03





日本人より小さかった韓国人、1994年に逆転

 終戦後の50年間、韓国人はアジアで最も背の低い民族に属していた。体が小さく「倭(わ)」と呼ばれていた日本人よりも小さかった。1964年に韓国の高校3年男子の平均身長は163.6センチで、日本の男子生徒(166.4センチ)より3センチ近く低かった。

 韓国が日本を追い抜いたのは1994年のことだ。94年に韓国の男子生徒の身長は171センチ、日本は170.9センチとなった。日本は1980年代半ば以降、平均身長がほとんど伸びなかったのに対し、韓国人の身長の伸びは2000年以降も続いた。

1994-2003年にかけて2.3センチも伸びた。日本人との身長差が3.2センチにまで広がったのだ。韓国の男子生徒の平均身長は、コメディアンのイ・ボンウォンからアイドルグループ「ZE:A」のイム・シワン(173センチ)くらいにまで高くなったのだ。

長身に対する韓国人たちの憧れは、行き過ぎた執着となって現われるようになった。子どもの足をつかんで引っ張る運動法、成長ホルモン注射、背を高くする靴、背を高くする栄養剤などが1990年代から相次いで流行した。

オム・ボウン記者

朝鮮日報/記事入力 : 2013/06/09 09:48






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最終更新日  2015.10.18 13:49:18



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