3047067 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かかしのジャンプ

かかしのジャンプ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | 記事なし | 中国・日中 | 国内・ | アメリカ・ | 資料 | 在日・国籍 | 外交・海外・国連 | 外国人問題・外国人参政権 | その他 | 政局・政治家・ | 航空・安全保障 | 科学・文化・ | 捕鯨・マグロ | 島嶼・領海・資源・ | 恥ずかしい日本人 | メディア・NHK問題 | 左翼 反日日本人 | 歴史・ | トピック | 朝鮮校無償化 | 台湾・日台 | 歴史共同研究・教科書 | 事件・事故・裁判 | ルーピー | 日王 | 経済・産業 | 仰天韓国 | 談話 | 仰天中国 | 拉致 | 対日ネタ | 中国論調 | バカ | 日本崩壊 | ヒトデナシ | 民主党 | 反日・歴史認識 | ロイヤルトラブル | 中国事件 | 韓国・事件 | 慰安婦 | 南北・北朝鮮・総連 | ガセ・謎記事 | 売国奴
2024.05.19
XML
カテゴリ:資料
<文前大統領回顧録出版>GSOMIA終了決定関連「世論調査結果圧倒的」…米国側の大きい失望呼ぶ

中央日報/中央日報日本語版2024.05.19 10:35

「心が狭い姿」「度量のない国」「墜落する国」…。

文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は17日に公開された回顧録のうち対日外交を取り上げた12章「二度と負けません」でこうした表現により強制徴用関連問題に対する日本の態度を批判した。

特に日本の輸出規制措置(2019年7月)に対応し1カ月ほど後に韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を決めた当時、「世論調査の結果われわれの判断が正しいという確実な後押しを得ることになった」と明らかにした。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の指示で韓国政府がGSOMIA終了と維持を問う世論調査を実施した結果、「終了」を求める回答が圧倒的だったとしながらだ。

文前大統領は「世論調査の結果を見て判断をしたものではなく、当然の論理的帰結だった」としながらも「韓日関係だけでなく韓米日3カ国の間で非常に敏感な問題だったため国民の世論まで聞いて最終判断をしようと思った」とその背景を説明した。だがこれは重要な外交安保政策を世論調査に依存して決めたという意味に解釈される恐れがある。当時GSOMIA終了決定に米国が大きな失望を示し、韓国政府が国内政治的脈絡で対応して同盟に否定的影響を及ぼしたという批判も提起された。

文前大統領は尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が韓日関係改善に向け強制徴用問題の解決策として出した「第三者代位弁済案」も批判的に見た。「日本が要求した唯一の解決策は韓国が責任を負えということだった。尹錫悦政権はそれを受け入れた。しかしそれは屈服であるだけ」とした。

しかしこれは「第三者代位弁済案は当初の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長ら与党だった民主党から出た案だった」という現与党陣営の反論につながる恐れがある。昨年3月に「国民の力」の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長(当時)は「第三者代位弁済のアイデアはわれわれのアイデアではなくて民主党のアイデアだ。それが最後の解決策という認識でわれわれが決断を下したもの」と主張した。

文前大統領は「当時日本の経済界などが韓日の企業が参加する共同基金案をアイデア(解決策)として出し、韓国政府は『被告企業が参加したり別途の謝罪意志表示をするならば被害者である原告を説得してみることができる』と判断した。ところが日本政府は実務者レベルでは肯定的な議論と意見の接近を見せながらも結局首相レベルに上がると不動の姿勢で頑強に拒否するという報告を受けた」とした。

これと関連し米国の関与にも言及された。バイデン政権発足後に米国が強制徴用問題を韓米日安保協力を損ねる事案と判断し「米国の共同基金参加」などを通じて問題解決に出ようとしたということだ。文前大統領は「その解決方法を提案したキャンベル調整官に尋ねたところ、まだ日本と協議はできていなかったが、韓国さえOKすれば日本はすぐ説得できないだろうかとした。ところが日本はその提案も断った」と話した。

文前大統領は日本の輸出規制を事前に把握し、「初期から素早く対応できた」とも言及した。当時盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中大使と文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官が事前に関連情報を報告したとし「これは記録として初めて残す話」と明らかにした。

また、日本の半導体素材3品目(フッ化水素、フォトレジスト、フッ化ポリイミド)に対する輸出規制に対応し「韓国の素材・部品・装備競争力強化対策は大きく成功した。日本の輸出規制は韓国の完勝、日本の完敗で終わった」と自評した。

ただ関連業界では「政府の対策に実質的な成果はなかった」という反論も出ている。韓国貿易協会の統計によると、フッ化水素の場合、対日輸入額が輸出規制発表直後の2019年7月以降に急減したが、文在寅政権4年目である2021年に前年比34%増と反騰したことがわかった。同じ期間にフォトレジストとフッ化ポリイミドの輸入量も大きく変わらなかった。

一方、文前大統領は文政権の外交方向を「バランス外交」としながら「わが政権はバランス外交で過去最高の成果を出した」と強調した。「韓米同盟が強固で、韓日関係が政治的にぎくしゃくした部分があったが、経済的や民間次元の交流では何の問題なく良く回り、中国とロシアと良い関係、北朝鮮とも平和を維持した。こうした時は過去の政権ではなかった」と主張した。



※「「心が狭い姿」「度量のない国」「墜落する国」」

・・・これが引越しできない国、価値観が同じ国?、

「日本の半導体素材3品目(フッ化水素、フォトレジスト、フッ化ポリイミド)に対する輸出規制に対応し「韓国の素材・部品・装備競争力強化対策は大きく成功した。日本の輸出規制は韓国の完勝、日本の完敗で終わった」と自評した。
ただ関連業界では「政府の対策に実質的な成果はなかった」という反論も出ている。韓国貿易協会の統計によると、フッ化水素の場合、対日輸入額が輸出規制発表直後の2019年7月以降に急減したが、文在寅政権4年目である2021年に前年比34%増と反騰したことがわかった。同じ期間にフォトレジストとフッ化ポリイミドの輸入量も大きく変わらなかった」

・・・これは当時も言ってたけどね、フォトなんたらを国産したとか、だけど、ホワイト停止はあくまでホワイト待遇をやめるというだけであって、輸出を止めたわけでなく、韓国は必要量をホワイト以前と変わりなく輸入できていた、そこも韓国メディアは無知だったのか意図的だったのかわからんが、「日本が輸出禁止」のような明らかな意図的な誤報をしていたが、日本の日経が「韓国はホワイト停止後も必要量を輸入」の報道をしたので、韓国メディアも翌日には「輸出は通常通り」という報道をわずかにやって、以後もさすがに「日本が輸出禁止」のように言わなくなった、ただ「ホワイト」の部分しか言わなくなった、ただ韓国内の不買には影響はなかった、「日本の完敗」の意味がわからんが、日本は必要量は輸出を続けていて韓国がこまることはなかったことを「日本の完敗」と言ってるようだが、しかし当時も韓国メディアはそんなことはさすがに言ってなかったよ、それになにより、ホワイト時代の戦略物資3品の大量の行方を未だに韓国は報告がないわけで、それら物資の中国中東北朝鮮への横流しはなんら説明されていない、
・・・この記事でもさすがに「輸入量も大きく変わらなかった」と言ってるように、韓国はなにも困らなかったのだ、「韓国の勝利」でも「日本の完敗」などでもない、ただ横流しができなくなった、中国中東北朝鮮はこまっただろうが(笑)、



文在寅回顧録「金正恩委員長は延坪島を慰問したいと言っていた」

登録:2024-05-17 23:19 修正:2024-05-18 07:37ハンギョレ

文在寅前大統領回顧録『辺境から中心へ』出版 
南北連絡事務所の爆破については「ひどいこと…謝罪してもらうべき」 
「トランプ大統領、率直でよかった…安倍首相は別れると進展なし」

 「金委員長は地方に行ってもノートパソコンをいつも持ち歩いているので、eメールでコミュニケーションを取りたいと言っていた。いつか延坪島(ヨンピョンド)を訪ねて住民を慰めたいと言っていた」

 文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は、退任から2年して出版した初の回顧録『辺境から中心へ』で、3回にわたる南北首脳会談と2回にわたる朝米首脳会談など、息詰まる外交の舞台裏のエピソードを語っている。同書は17日に公開された。

 文前大統領によると、2018年5月26日の2回目の南北首脳会談で、文前大統領が南北首脳の執務室に設置されている直通電話を稼動させようと提案すると、金正恩(キム・ジョンウン)委員長は「執務室に出勤するのは週に1、2回で、ほとんど地方を歩き回っているので、eメールでコミュニケーションを取ろう」と言ったため、そうすることで合意したという。しかし、「北朝鮮側で保安システム構築作業が遅延し続けており」、結局はeメールでのコミュニケーションは実現しなかったという。

 また、文前大統領の同年9月19日の平壌(ピョンヤン)訪問後、金委員長の答礼訪問を議論した際、金委員長は済州島の漢拏山(ハルラサン)に行ってみたいという強い意向を示したという。文前大統領はまた、「(金委員長が)KTXに乗ってみたいと言ったため、KTXでの移動も検討した」とし、「一つ意外だったのは、いつか延坪島を訪れて延坪島砲撃事件で苦しんだ住民を慰問したいと金正恩委員長が語ったことだった」と回顧している。

 文前大統領は、金委員長が核は徹底して自分たちの安全を保障するためのものだと述べつつ、「使うつもりはまったくない」と非核化の意志を何度も切実に語った、とも強調している。「ハノイ・ノーディール」で終わった二度目の朝米首脳会談の開催場所について、当初、北朝鮮は金正恩委員長が電車で移動できる板門店(パンムンジョム)またはモンゴルを望み、それが難しければ北朝鮮の海域に空母のような大きな米国の船を停泊させて会談しようと提案してきたという。「(初の朝米首脳会談で)シンガポールに行くために仕方なく中国の飛行機を利用したが、本当に気が進まなかったという」のだ。

 しかし、結局米国の要求で2019年2月にハノイで行われた二度目の朝米首脳会談は決裂し、北朝鮮の核問題は悪化し続けている。文前大統領は「時機を逸した」と残念さをあらわにしている。「そのような局面で私たちはもう少し何か状況を打開する積極的な役割を果たすべきだったのではないか、という残念な気持ちがもちろん残っている」としつつ、一方では「北朝鮮が毎回『我が民族同士』と言いながらも、朝米対話にばかりこだわり、南北関係を従属的なものと考えているような態度は非常に遺憾だ」と述べている。

 2020年6月16日に北朝鮮が南北連絡事務所を爆破したことについては、「本当にひどいこと」だとし、「あのことは、いつか別の政権が北朝鮮と対話をすることになれば、必ず謝罪してもらうべきことだと思う」と述べている。

 文前大統領は、在任中の主要な外交相手だった米国のドナルド・トランプ前大統領について、「無礼で乱暴だとの評価もあるが、私は彼が率直なため好きだった」と評価しつつ、「歴代のどの政権より韓米関係が強かった」と強調している。防衛費分担金問題については「トランプ大統領の要求が多すぎて長いあいだ交渉に進展がなく、それで私は交渉中断すら指示した」と回顧しつつも、「そのせいでトランプ大統領との関係や両国関係に困難が生じたことはなかった」と語っている。また、ハノイ・ノーディール後に「トランプ大統領本人も後に私に後悔していると言って申し訳なさを見せた」、「自身には(金正恩の提案を)受け入れる考えがあったが、ボルトン国家安保担当大統領補佐官が非常に強く反対し、ポンペオ国務長官もボルトンに同調したため、仕方がなかったと言っていた」と述べている。

 一方、日本の安倍晋三元首相については、「会った瞬間には良い顔をしていて言葉使いも柔らかいが、別れるとまったく進展がなかった」と批判的に語っている。在任後半期の日本による輸出規制と強制動員問題については、複数の解決策を提示したが、日本の首相官邸にすべて拒否されたと述べている。「日本政府は実務者レベルでは前向きな議論と意見の接近を示していても、結局は首相官邸に上がると微動だにせず頑強に拒否しているという報告を受けた」とし、「それだけ安倍首相はこの問題を右傾化した視点で扱っていた」と述べている。

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権については、「戦略的曖昧さを捨てた現政権の過度に理念的な態度は、韓国外交の困難をさらに大きく」していると指摘しつつ、「北朝鮮の挑発は心配だが、韓国政府の過度な対応、何より危機の高まりにもかかわらず、対話を通じて危機をできるだけ鎮める努力がまったく見えない」と批判している。洪範図(ホン・ボムド)将軍像の移転問題についても、「保守は民族を重視し、共同体を重視し、愛国を重視するものだが、そのような価値に最もよく合致する人物こそ洪範図将軍」、「このような方々に礼を尽くさず逆におとしめ、建てられている銅像を撤去するというのは、とうてい理解できないこと」と述べている。

 また、文在寅政権の外交について、「バランス外交で歴代最高の成果を出したと自負してもよいと思う」と自評している。北朝鮮の核問題と南北関係がはるかに危険になっている現実については、「北朝鮮の核とミサイルの高度化に伴い、南北の対話の構図そのものが変化した」としつつも、「切迫していて問題を早く解決しなければならないのは私たちであるため、私たちが主導して南北対話を行い、それをもって朝米対話をも引き出すこと以外に方法はない」と強調している。

 この回顧録は、文在寅政権の外交安保において中心的役割を果たしたチェ・ジョンゴン元外交部次官(延世大学教授)が質問し、文前大統領が答えるという形式でつづられている。チェ元次官は、2023年5月に文前大統領の提案で回顧録の作成作業をおこなったと明かしている。今月10日に各オンライン書店で予約販売が開始され、現在、教保文庫の政治・社会分野ベストセラー1位となっており、大きな関心を集めている。

パク・ミンヒ先任記者
韓国語原文入力:2024-05-17 16:21
訳D.K




※「日本政府は実務者レベルでは前向きな議論と意見の接近を示していても、結局は首相官邸に上がると微動だにせず頑強に拒否しているという報告を受けた」
「それだけ安倍首相はこの問題を右傾化した視点で扱っていた」
「バランス外交で歴代最高の成果を出したと自負してもよいと思う」

・・・ムン政権時、脱北者を目隠しして板門店に連行して、境界線を渡らせる直前で目隠しをといた、脱北者はその瞬間になって初めて、自分が北朝鮮に追いやられることを知った、その脱北者は自分が北朝鮮に連れ戻されることを知らされずに連行されてきたわけで、しかも直前まで目隠しされていた、そして境界線の数メートル手前で目隠しをはずされて、そこで初めて自分の運命を知った、その後どうなったか?、脱北者が目隠しをはずされて、自分の運命を知ったとき、足をふんばった、だが韓国の警務官は脱北者の体を押して境界線の向こう側に追いやった、その映像はアメリカ議会でも公開されて、その非情さが指摘された、「同胞」に対してさえ、将軍様のために人間の命をなんとも思わない、あまりに無慈悲、非情な行為、ムンが知らないはずのない事件であるばかりか、北への強制的な送還もムンの指示でなければできないことだ、それがムンがやった「愛国」である、著書にはその説明はないのだろうか?、こういう人物が政治をし外交を云々する、そんな資格あるのか?、さらに言えば、このような冷酷にして非情な人物を元首としてあおぎ、その非道な行為になにひとつ問題の指摘をしない国民、これが「日本と同じ国」(韓国大使)と主張するトンデモ、



日本政府の態度「反文明的」 徴用工巡り、韓国前大統領

5/19(日) 18:53配信
共同通信・YAHOOニュース

 【ソウル共同】韓国の文在寅前大統領は18日に出版された回顧録で、日本政府が植民地期の元徴用工動員の強制性や不法性を否定する態度を示しているとして「反文明的だ」と非難した。徴用工を「旧朝鮮半島出身の労働者」と言うようになったことなどを指すとみられる。文氏は歴史問題は「過去を直視して傷を癒やし、許し、和解するという根本的解決」が必要だと訴えた。

 外交分野を中心に回顧し、仲介者として米朝の史上初の首脳会談を2018年に実現させたことなどを振り返った。北朝鮮情勢が緊張していた17年の日米韓首脳会談では、当時の安倍晋三首相が、在韓邦人を日本へ撤収させる訓練を提案したという。文氏は「戦争が起きそうだという危機感を高める。緊張を管理しなければいけない韓国の立場への配慮が全くなかった」と指摘した。

 文氏によると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は18年の南北首脳会談で「経済発展が最も重要な課題だが、制裁のため難しい」と語った。非核化措置に対応する制裁緩和は求めたが、全面解除の要求ではなかったという。




※「戦争が起きそうだという危機感を高める。緊張を管理しなければいけない韓国の立場への配慮が全くなかった」

・・・(笑)、笑えるなあ、さすが安倍ちゃん(笑)、これに限らず、リベラルって「こんなに平和なんだから、武装やめろ」ていうのはよく聞くわけだが、そうやって国防をサボって国がなくなった例はいくらでもある、今、平和なのは武装しているからという現実を忘れている、つまり話が逆なのだ、外堀を埋めるっていう話もあったなあ、



<文前大統領回顧録出版>「金正恩、延坪島に行き住民慰労したいと話し驚いた」

中央日報/中央日報日本語版2024.05.19 11:52

文在寅前大統領が17日に公開した回顧録『辺境から中心へ』には北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との疎通過程であったさまざまな秘話が盛り込まれた。金委員長が直接延坪島(ヨンピョンド)砲撃戦で苦痛を受けた住民を慰労したいと明らかにし、南北首脳間で電子メールでやりとりしようという破格の提案もしたという。

文前大統領は2018年の9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言文案作成過程で金委員長のソウル答礼訪問時期を具体的に明示できなかった点を惜しんだ。「年内」にしようと提案するのはあまりに時期を区切るようで「この冬」「今年の冬」という2種類の修正案が議論されたといい。文前大統領は「金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長が『この冬』といえば来年2月末までとなり、『今年の冬』なら12月末までだと主張した」と付け加えた。結果的に平壌共同宣言には金委員長が望んだとおり「近いうちに」という表現が使われた。また、この時「いつか延坪島を訪問し、延坪島砲撃事件で苦痛を味わった住民らを慰労したいという金委員長の話があった」と文前大統領は伝えた。続けて「すぐにできることではなかったが、言葉だけでもそのように話すのは驚いた」と振り返った。

文前大統領は2018年5月26日に板門店(パンムンジョム)の北朝鮮側統一閣で首脳会談が開かれた際に金委員長が電子メールでの疎通を提案したと明らかにした。板門店での会談の数日前に開設された南北間の直通電話が実際に稼動されず、稼動を督促したところ金委員長は「労働党庁舎執務室に1週間に1~2回出勤しほとんど地方に行っているのでセキュリティが守られる電子メールですれば良いだろう」と答えたという。ノートパソコンを常に持ち歩いているので電子メールはいつでもやりとりできるという説明だったとした。

文前大統領は「直通電話は任鍾晳(イム・ジョンソク)大統領秘書室長と金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が管理することにし、首脳間では電子メールで連絡することでその会談で新たに合意した」と話した。この合意は金委員長がセキュリティに対する懸念が強く非公開事案に分類された。だが実際の電子メールでのやりとりは実現されなかった。北朝鮮側でセキュリティシステムを構築する作業が遅れた上に局面が悪化したと文前大統領は説明した。

文前大統領は任期序盤に設けた韓国国家情報院と北朝鮮統一戦線部の非公式連絡チャンネルも公開した。ここには当時の徐薫(ソ・フン)国家情報院長の長期にわたる対北朝鮮接触経験が一役買ったという。対談者である延世(ヨンセ)大学のチェ・ジョンゴン教授はこれを「文ロード」というコードネームで呼んだと説明した。文ロードはしばらくまともに稼動しなかったが、2018年からその役割をし始めたという。文前大統領は「私たちが北朝鮮に対話しようというメッセージを送り続けても北朝鮮は『確かに受け取った』としただけで一切答えなかった。そのチャンネルを通じて北朝鮮が初めて連絡してきたのは金委員長の2018年新年辞の直後だった」と明らかにした。北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加と南北対話復元の裏には文ロードがあったということだ。

文前大統領は、トランプ前米大統領が「全く理念的でなく互いに条件が合えば対話でき取引できる実用的性格を持っている」と評価した。トランプ氏が自身に「主導的な役割をしてくれるよう何度も頼んだ」とも明らかにした。「北朝鮮と対話と交渉を通じた非核化をしようとしてもプロセスをどうやって持って行くかのノウハウがないため、韓国がその案を考え教えてくれれば良いだろう」と要請してきたとしながらだ。これと関連し、チェ教授は安保室と外交部、国家情報院の最高専門家らが平和プロセスに向けたロードマップを作成しトランプ氏に伝えたという事実を初めて公開した。トランプ氏は朝米首脳会談が決まってから非核化と平和体制構築を同時に進めなければならない状況でプロセスとロードマップを心配し、「私が電話で説明すると、トランプ大統領がペーパーに整理して送ることはできないかと頼んできたりもした」と文前大統領は背景を説明した。

金委員長が開城(ケソン)連絡事務所爆破後の2021年5月に送った親書で事務所復元を提案したという事実も初めて明らかにした。文前大統領は「時間が流れた後、金委員長はそのことが申し訳なかったのか対北朝鮮連絡チャンネルを復元し南北連絡事務所を軍事境界線一帯に再び建設する問題を協議してみようという提案をしてきた」といった。

また、文前大統領は2018年4月の板門店での南北首脳会談当時メディアに公開しなかった金委員長との「徒歩の橋」で対話内容も紹介した。この席では1度目の朝米首脳会談場所に対する対話があった。文前大統領は「米国がそれなりに好意を持ってトランプ大統領のフロリダの別荘やハワイ、ジュネーブを提案したが、金委員長は自分たちの専用機で行ける範囲が狭くて難しいとした。米国側から飛行機を送ることもできるといったが、自尊心が傷つけられそうでできないという苦しさを率直に打ち明けた」と話した。その上で「北朝鮮が最も好む所は板門店、次がモンゴルのウランバートルだった」と話した。これに対し米国はウランバートルの場合、自分たちの警護基準に合うホテルがひとつしかないとして難色を示したという。文前大統領は「米国がそのホテルを使って、自分たちはゲル(モンゴル式テント)を大きく設置して使うこともでき、列車で寝泊まりするのに慣れている」という金委員長の話まで伝えたが、結局米国は受け入れなかったと回想した。



※「金委員長が直接延坪島(ヨンピョンド)砲撃戦で苦痛を受けた住民を慰労したいと明らかにし、南北首脳間で電子メールでやりとりしようという破格の提案もしたという」

・・・歴史認識に造詣深い韓国人、現在の将軍様は朝鮮戦争の戦犯キムイルソンのひ孫だっけ?、戦犯裁判はやらないのか?、





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.05.21 15:53:52



© Rakuten Group, Inc.