テーマ:自動車・交通(1690)
カテゴリ:経済
事業体として魅力的になった日産を、ルノーは吸収 合併しようとしていた。 利益はほぼ半々だが、エンジン、プラットフォーム の共通化で得をしたのは明らかにルノー。 また、世界の趨勢となりつつあるEV化の取組は、あ きらかに日産に開発・生産の優位性がある。 2018年11月22日 プレジデントオンライン …(略)… ■「2022年までにルノーと日産の統合を進める」 という密約 ゴーン氏のルノーCEOの任期は2018年までだった。 再びフランス政府が動き出した。 今年の2月、フランス政府はゴーン氏に3つの条件 を提示し、CEOの任期を2022年まで延長することを 認めた。 3つの条件とは以下の通りだ。 (1)ルノーと日産の関係を不可逆的なものにする (2)ゴーン氏の後継者を育てる (3)ルノーの中期計画を達成する 「密約」というのはこの3条件に加え、2022年まで にルノーと日産の統合を進めるという内容だった、と いうのだ。 もしもそんな密約があるなら、当然日産は猛反発す る。 それまではフランス政府に対し日産の盾となってい たゴーン氏だったが、CEOの任期延長を勝ち取るため にフランス政府に譲歩したのではないかと西川氏らは 疑心暗鬼に陥ったという見立てである。 先述した元メーカー役員の発言はこの頃からゴーン 氏と西川社長ら日産経営陣との間の関係がぎくしゃく し始めたという解説だった。 ■日産は仏政府への対抗策を経産省と協議していた 今年の春ごろからは日産側はフランス政府が統合に 動き出した場合の対抗策について経産省と協議し始め た節がある。 そういう動きが日産社内に浮上したときに、ゴーン 氏らの不正をただそうとする内部通報があった。 …(略)… 日産をルノーの属国、植民地にする密約は、白日の もとにさらされた。 フランス政府とルノーは、株式保有率が頼り。 西川社長は日産の魂がフランスに売られるのを防い だ英雄の一人か
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最終更新日
2018年12月08日 06時00分15秒
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