テーマ:中国&台湾(3301)
カテゴリ:中国、台湾
大昔、米ソの覇権主義に第三世界の雄、中国が異を唱えた。 米中2大国家となり、世界最大の覇権主義国家は中国となった。 他国をインフラの建設で借金漬けにし、インフラと財政面から国の中枢を乗っ取る姿は、新しい帝国主義の出現を思わせる。 中国に孫文、毛沢東はいるが、マルクス、エンゲルスやレーニンはいない。 そして習近平主席がいる。 米紙報道 2021年10月8日 AFPBB News 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は7日、米国の特殊作戦部隊や海兵隊が、1年以上にわたって台湾軍を秘密裏に訓練していると報じた。中国の反発を招く可能性がある。 同紙が匿名の関係者の話として伝えたところによると、中国が米国と同盟関係にある台湾に対する威嚇を強める中、二十数人の米軍人が「少なくとも1年間」にわたり台湾の地上および海上部隊を訓練してきた。 この報道について、台湾国防部(国防省)はコメントを控えた。米国防総省のジョン・サプル(John Supple)報道官は肯定も否定もせず、米国は台湾の防衛上の必要性に基づいて台湾軍を支援していると述べた。 台湾メディアは昨年11月、台湾海軍司令部からの情報として、米軍が台湾の海兵隊や特殊部隊に小型艦艇や水陸両用作戦の訓練を行うために台湾入りしたと報道。WSJによる今回の報道は、この内容を裏付けるものとみられる。 当時、米国と台湾の政府関係者は台湾メディアの報道を否定し、米台が行っているのは双方間の軍事交流・協力だと強調していた。 ― 引用終り ― 香港の民主勢力をほぼ制圧した習主席は、台湾併合を宣言。 チベット、ウイグル、香港の次は台湾ということか。 辛亥革命110年で演説 2021年10月9日 AFPBB News 中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は9日、辛亥革命(Xinhai Revolution)110年記念大会で演説し、台湾との「平和的統一」は「きっと実現されるだろうし、実現できる」と述べた。 習氏は、「国家の平和的な統一は、台湾の同胞を含めた国民全体の利益に最も合致する」として、「台湾の独立は、祖国統一の最大の障害で、深刻で隠れた危険だ」と警告。 「中国の完全統一はきっと実現されるだろうし、実現できる」と語った。 また、米国の特殊作戦部隊が1年以上にわたって台湾軍を秘密裏に訓練していることが関係者の話で明らかになったのを受け、習氏は「台湾問題は中国の内政にほかならず、いかなる外部からの干渉も許さない」と、他国の介入をけん制した。 ― 引用終り ― 国力の向上を背景に将来の統一への意欲と自信を強調したもので、台湾や米国などを強く牽制する発言。 1993年オーストリア・ウィーンで開かれた世界人権会議で採択されたウィーン宣言および行動計画で、「すべての人権の伸長及び保護は国際社会の正当な関心事項である。」と文書で確認された。 これは基本的人権の侵害にかんする見解の主張・批判的指摘が、内政干渉にあたらないことを示している。 習主席の中国はチベット、ウイグル、香港問題で人権問題に関する主張を「内政干渉」の一言で時間稼ぎを繰り返し、その間にも中国共産党の侵略主義はどんどん増強されていく。 統一派の台湾・国民党の苦悩は増すばかりだ。 内政不干渉の原則 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 内政不干渉の原則(ないせいふかんしょうのげんそく)とは、国家は国際法に反しない限り、一定の事項について自由に処理することができる権利をもち、逆に他国はその事項に関して干渉してはならない義務があるという、国家主権から導出される原則をさす。 そして、こういった国家が自由に処理できる事項のことを、国内管轄事項または国内問題という。 ― 引用終り ―
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真珠湾攻撃以前に米国は❶フライング・タイガース❷ABCD包囲網❸ハルノート等で日本を戦争に巻き込んだ事実「ルーズベルトの真実」などで証明 (2021年10月29日 08時13分08秒)
米民主党さんへ
第二次大戦後、米国は戦争をやめられない社会構造になったようです。CIAの暗躍も次々と明らかになっています。敗けた相手国(米国)に、身も心もべったり捧げた国は、世界の中でも珍しいと思います。 これも米国の陰謀なのでしょう。 (2021年11月07日 20時47分49秒) |
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