テーマ:韓国!(16907)
カテゴリ:航空事故
2024年1月31日、在韓米軍の第8戦闘航空団に所属のF-16戦闘機が西部群山付近の黄海に墜落した。パイロットは緊急脱出後に救出され、意識がある。警察関係者によると、他にけが人はいない。 米軍は、訓練不足とされる韓国空軍との連続事故との見方に心外に思っていることだろう。 去年から墜落相次ぐ 2024年1月31日 13時47分 NHK 韓国に駐留するアメリカ軍は、朝鮮半島西側の黄海上空を飛行していたF16戦闘機1機が墜落したと発表しました。韓国駐留のアメリカ軍では、F16戦闘機の墜落が去年から相次いでいます。 韓国に駐留するアメリカ軍によりますと、31日朝8時40分ごろ、中部クンサン(群山)の空軍基地に所属するF16戦闘機1機が、朝鮮半島西側の黄海の上空を飛行していたところ墜落したということです。 パイロットは緊急脱出したあとで救助され、意識はあるということです。 ― 引用終わり ― 記事中で「去年から相次いで」いるとしているのは下記の墜落事故。 2022年年11月20日、韓国空軍・第19戦闘飛行団の所属機が整備不良によるエンジン部品の損傷で墜落した。 2023年9月21日、韓国空軍・第20戦闘飛行団所属のKF-16戦闘機が 西部の基地内で墜落した。操縦士は緊急脱出して無事だった。 2023年12月11日、第20戦闘飛行団所属のKF-16戦闘機は、エンジンルーム内部で脱落したゴムパッキンがエンジン内に入り込み、推力が急激に減少する「エンジンストール」を起こしたために発生したと空軍が明らかにした。 KF-16は、米国のF-16を韓国でノックダウン生産したもの。KF-16はF-16と部品は同じだが製造も整備も韓国。 前・文在寅政権時代に韓国軍が「軍事力ではなく対話で平和を守る」としたツケが今になって回ってきたとする社説。 実は韓国軍の整備に対する姿勢に問題ありと考える人は多いだろう。 【12月28日付社説】 ミサイル発射すると半分は失敗 2022年12月28日 chosen online 26日の北朝鮮無人機による領空侵犯を受け出撃した韓国空軍の軽攻撃機「KA1」1機が墜落した。基地を離陸した直後に周辺の田畑に落下したのだ。韓国空軍機の墜落は今年だけでこれが6回目だ。先月もKF16がエンジントラブルを起こし京畿道楊平の山岳地帯に墜落した。KF16は韓国空軍の主力戦闘機だ。8月には京畿道華城沖合の海上に老朽化した韓国空軍の戦闘機F4Eが墜落した。4月には慶尚南道泗川で2機の訓練用戦闘機KT1が空中で衝突し山の中に墜落。4人のパイロット全員が死亡した。1月には空軍のF5Eがエンジンから火を噴いて墜落し、パイロットのシム・ジョンミン少領(少佐)が死亡した。2カ月に1機のペースで墜落事故が発生しているのだ。 … (略) … 9・19南北軍事合意により飛行禁止区域が設定されたことで、軍事境界線周辺では航空機による偵察活動は最初からできなくなった。韓国軍と米軍が毎年実施してきた合同軍事演習「ビジラント・エース」も中断された。大隊クラス以下の小規模訓練でこれに代えようとした際にも北朝鮮が反発したため、訓練は全て行われなくなった。 5年にわたり武器を動かさない状態が続き、今回再び動かそうとしたところ各所で事故が起こったのではないか。韓国軍は緩み切った綱紀を改めて粛正し、武器使用の手順全体を細かくチェックしなければならない。 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 ― 引用終わり ― 単発機であるF-16の戦闘任務中以外の墜落事故は数多い。 2018年4月、米空軍のF-16戦闘機が、4月3日2機、4月4日1機墜落した。 韓国産KF-16も墜落事故はいろいろある。 2007年2月、エンジン内の不良部品を交換しないなどの整備不良で、KF-16が飛行途中に墜落。 事故後、国防部と空軍、監査院が、すべてのKF-16戦闘機に対して監察を行なった結果、深刻なエンジン整備不良の実態が明らかになった。 2007年7月、忠清南道泰安半島南方の海上で、夜間飛行訓練の途中、パイロットが空と海を混同する空間識失調を起こしてKF-16が墜落。同事故でパイロット2人が死亡。 2009年1月31日、西海上空で、飛行訓練途中、忠清南道 泰安半島西方約40キロメートルの海上に墜落した。事故機に乗っていたパイロット2人は、墜落直前に脱出した。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月14日 06時00分12秒
コメント(0) | コメントを書く
[航空事故] カテゴリの最新記事
|
|